書籍詳細

書籍のレビュー・概要

夏休み。母親がもうひとり子どもを望んでいたことに、ローズは気づいている。それで両親がぎくしゃくしていることにも。友だちが子どもっぽく見える時があるし、雑貨店で働くダンクがなんだか気になって――。湖岸の別荘地で過ごす、夏のできごと。思春期の入り口でゆれる心に寄り添う、傑作グラフィック・ノベル。 ■推薦の言葉 悩み、苦しみ、そして笑う女たちの姿を見て、少女たちは大人になる。 ――松田青子さん(作家) 家庭の不和からの閉塞感や妊娠する体を持つことへの恐れに胸をえぐられ、 水や風に触れる快い感覚を蘇らせるような絵の力に引き込まれます。 ――野中モモさん(ライター・翻訳家) GQ Japan「モダン・ウーマンをさがして」第32回より 素晴らしかった。なんという記憶喚起力の高い筆致。 ――酉島伝法さん(作家)SNS投稿より 言葉では説明できない思春期のありようが宿っている。 ――三辺律子さん 訳者あとがきより *「訳者あとがき」は こちら からお読みいただけます *受賞情報、編集担当者からのメッセージ等はこちら ☞ 岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」

THIS ONE SUMMER

Takumi ブックス

THIS ONE SUMMER

著者・関係者
マリコ・タマキ 作・ジリアン・タマキ 画・三辺 律子 訳
カテゴリ
児童書
刊行日
2021/07/16
体裁
A5・並製 ・カバー ・320頁
ISBN
9784001160291
在庫状況
在庫あり

価格:2,420 円

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著者略歴

  • 作・マリコ・タマキ カナダ出身の作家。1975年生。ハーレイ・クイン:ガールズ・レボリューション』(スティーブ・ピュー画、高木亮訳)ほか、アメリカン・コミックの原作を数多く手がける。グラフィック・ノベルの作品に、『GIRL』(ジリアン・タマキ画、谷下孝訳)、『Laura Dean Keeps breaking up with me』(Rosemary Valero-O'connell画、未邦訳)など。 画・ジリアン・タマキ カナダ出身のイラストレーター。1980年生。マリコ・タマキはいとこにあたる。ニューヨーク・タイムズの挿絵や、『秘密の花園』『黒馬物語』『レ・ミゼラブル』のペンギン・クラシックス豪華版の装画などを担当。

目次

  1. 第1章 問題提起と背景
  2. 第2章 主要テーマの整理
  3. 第3章 具体例と考察
  4. 第4章 今後への展望

本文紹介

大人の世界へと足を踏み出す特別な季節。その苦しさと、今だけのきらめきをすくい上げた、YAグラフィック・ノベルの傑作。

抜粋:夏休み。母親がもうひとり子どもを望んでいたことに、ローズは気づいている。それで両親がぎくしゃくしていることにも。友だちが子どもっぽく見える時があるし、雑貨店で働くダンクがなんだか気になって――。湖岸の別荘地で過ごす、夏のできごと。思春期の入り口でゆれる心に寄り添う、傑作グラフィック・ノベル。 ■推薦の言葉 悩み、苦しみ、そして笑う女たちの姿を見て、少女たちは大人になる。 ――松田青子さん(作家) 家庭の不和からの閉塞感や妊娠する体を持つ…