書籍詳細

書籍のレビュー・概要

高度に抽象化した数学は、どんな対象について何を探究しているのか。ピタゴラスの定理や素因数分解といったなじみ深い数学を題材として、現代数学のキーワード「局所と大域」「集合と構造」「圏」「関手」「線形代数」「複素関数」を独自の切り口で解説。紙と鉛筆をもって体験すれば、現代数学の考え方がみえてくる。 ◆正誤表: ☞PDFファイル [39KB](2023/04/06)

抽象数学の手ざわり

Takumi ブックス

抽象数学の手ざわり

ピタゴラスの定理から圏論まで

著者・関係者
斎藤 毅 著
カテゴリ
自然科学書
刊行日
2021/07/16
体裁
B6・並製 ・カバー ・142頁
ISBN
9784000297059
在庫状況
在庫あり

価格:1,430 円

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著者略歴

  • 斎藤 毅(さいとう たけし) 1961年生まれ。1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。理学博士(東京大学)。専門は数論幾何学。

目次

  1. はじめに 0 ピタゴラスの定理から圏論まで 0.1 ピタゴラスの定理 0.2 『原論』から非ユークリッド幾何学まで 0.3 「n 重に拡がったもの」から集合と位相へ 0.4 集合と構造 0.5 圏論 0.6 線形代数と微積分 0.7 ピタゴラス数と円 1 局所と大域――直線と円周 1.1 直線と円周 1.2 連続関数 1.3 無限遠点 1.4 局所と大域 2 集合と構造素因数分解 2.1 素因数分解と可換単系 2.2 構造 2.3 最大公約数と単項イデアル整域 2.4 ピタゴラス素数と数の体系の拡張 よりみち ブルバキ『数学原論』と圏論 3 圏――対象と射 3.1 正3 角形の対称性 3.2 圏の定義 3.3 写像の合成 3.4 射の定義 3.5 射の合成 よりみち 圏とガロワ理論 4 関手――ガロワ理論 4.1 2の3乗根の対称性 4.2 関手の定義 4.3 体 4.4 体の射 4.5 反変関手 4.6 ガロワ理論の基本定理 よりみち 米田の補題 よりみち ホモロジーと圏論 5 線形代数の世界行列と微分方程式 5.1 行列とベクトルの積 5.2 線形写像と行列 5.3 行列の積 5.4 基底と行列表示 5.5 行列の標準形 5.6 微分方程式と行列 よりみち 線形代数と圏論 6 複素関数――オイラーの公式 6.1 周期関数と円周 6.2 オイラーの公式 よりみち 楕円曲線 よりみち 楕円曲線と米田の補題 参考書 索 引

本文紹介

高校までの数学を題材に、現代数学のキーワード「集合と構造」「圏」「関手」「線形代数」などを解説。

抜粋:高度に抽象化した数学は、どんな対象について何を探究しているのか。ピタゴラスの定理や素因数分解といったなじみ深い数学を題材として、現代数学のキーワード「局所と大域」「集合と構造」「圏」「関手」「線形代数」「複素関数」を独自の切り口で解説。紙と鉛筆をもって体験すれば、現代数学の考え方がみえてくる。 ◆正誤表: ☞PDFファイル [39KB](2023/04/06)