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書籍のレビュー・概要

注釈とはどのようないとなみであるのか。『万葉集』『古今集』『新古今集』の三大歌集をはじめ、『伊勢物語』『枕草子』などの散文、近世和歌、芭蕉の俳句に至るまで、膨大な古典作品の注釈を積み重ねた窪田空穂。「評釈」という独自の方法から、近代的注釈のあり方を模索した。その生涯と学問的業績を、時代のなかに描き出す。

窪田空穂 「評釈」の可能性

Takumi ブックス

窪田空穂 「評釈」の可能性

著者・関係者
田渕 句美子 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/06/16
体裁
A5・上製 ・カバー ・166頁
ISBN
9784000269797
在庫状況
在庫あり

価格:3,630 円

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著者略歴

  • 田渕句美子(たぶち くみこ) 1957年生まれ。 1991年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程退学。大阪国際女子大学助教授、国文学研究資料館助教授、同教授を経て、現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。 著書 『中世初期歌人の研究』(笠間書院、2001年)、『十六夜日記白描淡彩絵入写本・阿仏の文』(勉誠出版、2009年)、『阿仏尼』(人物叢書、吉川弘文館、2009年)、『新古今集後鳥羽院と定家の時代』(角川選書、2014年)、『異端の皇女と女房歌人――式子内親王たちの新古今集』(角川選書、2014年)、『源氏物語とポエジー』(共編著、青跣舎、2015年)、『民部卿典侍集・土御門院女房全釈』(共著、風間書房、2016年)、『女房文学史論――王朝から中世へ』(岩波書店、2019年)ほか

目次

  1. 略 伝 一 はじめに――「註釈は最初のものであつて、同時に最後のものである」 二 その生涯 三 略年譜 第一章 さまざまな創作――短歌、小説、随筆 第二章 教育者として、編集者として 第三章 三大歌集の「評釈」の達成――『古今集』『新古今集』を中心に 第四章 「評釈」の可能性と拡がり――注釈と近代国文学研究 まとめに代えて 主要参考文献 図版出典一覧 後 記

本文紹介

膨大な古典作品の注釈を積み重ねて、新しい注釈のあり方を問い続けた窪田空穂の生涯と学問を描く。

抜粋:注釈とはどのようないとなみであるのか。『万葉集』『古今集』『新古今集』の三大歌集をはじめ、『伊勢物語』『枕草子』などの散文、近世和歌、芭蕉の俳句に至るまで、膨大な古典作品の注釈を積み重ねた窪田空穂。「評釈」という独自の方法から、近代的注釈のあり方を模索した。その生涯と学問的業績を、時代のなかに描き出す。