書籍詳細

書籍のレビュー・概要

葉山嘉樹(1894―1945)は、長篇『海に生くる人々』で知られているが、短篇小説でその本領を発揮した。葉山は虐げられた弱者、庶民、労働者を丹念に描き続けた。そこには、当時の日本文学が掬い切れなかった人間の破滅への衝動、思索的な内面性、文体・表現の斬新さ…、まったく独自の世界がある。 全短篇から、新編集により精選。葉山文学の真面目が初めて立ち上がる。

葉山嘉樹短篇集

Takumi ブックス

葉山嘉樹短篇集

著者・関係者
葉山 嘉樹 作・道籏 泰三 編
カテゴリ
新書
刊行日
2021/05/14
体裁
文庫・360頁
ISBN
9784003107232
在庫状況
在庫僅少

価格:891 円

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著者略歴

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目次

  1. セメント樽の中の手紙 淫売婦 労働者の居ない船 天の怒声 電燈の油 人間肥料 暗い出生 猫の踊り 人間の値段 窮 鼠 裸の命 安ホテルの一日 注 解 解 説……………道籏泰三 略年譜

本文紹介

庶民、労働者を通して、人間の実存、破滅への衝動、思索的な内面性を描いた作家の短篇小説を精選。

抜粋:葉山嘉樹(1894―1945)は、長篇『海に生くる人々』で知られているが、短篇小説でその本領を発揮した。葉山は虐げられた弱者、庶民、労働者を丹念に描き続けた。そこには、当時の日本文学が掬い切れなかった人間の破滅への衝動、思索的な内面性、文体・表現の斬新さ…、まったく独自の世界がある。 全短篇から、新編集により精選。葉山文学の真面目が初めて立ち上がる。