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書籍のレビュー・概要

「出版界には不思議なことが起こる。そして、不思議なことを起こす力がある」。人文書のベル・エポックにみすず書房の編集者となった著者は、アーレント、シュミットから丸山眞男、藤田省三まで、今日まで読み継がれる数々の本を手がけた。思い出深い執筆者や翻訳者、書物をめぐって伸びやかにつづられた回想録的エッセイ集。

思言敬事

Takumi ブックス

思言敬事

ある人文書編集者の回想

著者・関係者
加藤 敬事 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/05/11
体裁
四六・上製 ・カバー ・206頁
ISBN
9784000614696
在庫状況
在庫あり

価格:2,640 円

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著者略歴

  • 加藤敬事(かとう けいじ) 1940年生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒。1965年、みすず書房に入社。人文書を数多く手がける。1998年から2001年までみすず書房社長。2005年の東アジア出版人会議発足に関わり、初代理事をつとめる。訳書に、王丹『中華人民共和国史十五講』(ちくま学芸文庫、2014年)。

目次

  1. まえがき Ⅰ ある人文書編集者の回想 一 私のなかのDNA 二 生き残った者 三 オリエンタリストの卵 四 小尾俊人と出会う 五 一九七〇年代はよく働いた 六 一九八〇年代以後 七 二つの展覧会 Ⅱ 出会った人のこと 翻訳者素描 大久保和郎/中野好之/松浦高嶺/小林英夫/石上良平/稲葉素之/三宅徳嘉/宇佐見英治/中島みどり/池辺一郎/ヴォルフガング・シャモニ ゆで卵とにぎり飯――岡本敏子さんとの物語 すこし昔の話――みすず書房旧社屋のこと 私は顔はまずいし、優しくもない――『傅雷家書』とその編集者 あなたはこの世の四月の空――中国の国章をデザインした女性 戸田銀次郎父子のこと Ⅲ 出会った本のこと 丸山文庫所蔵の徂徠関係資料をめぐって 三つの『保元物語』 本棚の片隅から 一 ニューヨーク公共図書館/二 クルアーンの中国語訳者/三 ヴィジャヤナガル王国の都で 異文化理解を体現した本の形 あとがき 初出一覧 主要書名索引 主要人名索引

本文紹介

数々の人文書を手がけた元みすず書房の編集者が、思い出深い著者や書物についてつづるエッセイ集。

抜粋:「出版界には不思議なことが起こる。そして、不思議なことを起こす力がある」。人文書のベル・エポックにみすず書房の編集者となった著者は、アーレント、シュミットから丸山眞男、藤田省三まで、今日まで読み継がれる数々の本を手がけた。思い出深い執筆者や翻訳者、書物をめぐって伸びやかにつづられた回想録的エッセイ集。