書籍詳細

書籍のレビュー・概要

かつて陸軍歩兵第七十連隊が置かれ、戦争の拡大とともに硅石とマンガンの鉱山で栄えた丹波篠山。その歩みは近代日本の縮図そのものだった。しかし、鉱山で働いていた朝鮮人たちのことは、なぜか公的な記録に残されていない。新聞記事や鉱山跡、慰霊碑、民族学校の資料などの調査から、見失われた彼らの足跡を掘り起こす。

消えたヤマと在日コリアン

Takumi ブックス

消えたヤマと在日コリアン

丹波篠山から考える

著者・関係者
細見 和之 著・松原 薫 著・川西 なを恵 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2021/05/07
体裁
A5・並製 ・88頁
ISBN
9784002710464
在庫状況
在庫あり

価格:682 円

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著者略歴

  • 細見和之(ほそみ かずゆき) 1962年兵庫県丹波篠山市生まれ。京都大学大学院教授、詩人。「銘板設置の会」メンバー。『ディアスポラを生きる詩人金時鐘』(岩波書店、2011年)ほか。 松原 薫(まつばら かおる) 1949年兵庫県宝塚市生まれ。「丹波・篠山自主夜間中学」代表。「銘板設置の会」メンバー。「視覚と行動(1)(2)」(共著。『遺伝』第47巻4・5号、1993年)ほか。 川西なを恵(かわにし なをえ) 1948年和歌山県西牟婁郡生まれ。「銘板設置の会」メンバー。元篠山市人権・同和教育研究協議会事務局長。「暮らしの中にこそ人権感覚を」(『ヒューマンライツ』第273号、2010年)ほか。

目次

  1. はじめに……………細見和之 第一章 日本の近代と丹波篠山の歩み……………細見和之 コラム 闇米を運んだ一世の女たち(川西なを恵) 第二章 丹波篠山の鉱山と在日コリアン……………松原 薫 コラム 黄和順さんの証言(松原 薫) コラム 篠山城跡と子どもたち(川西なを恵) 第三章 丹波篠山における在日コリアンの戦後――民族学校から民族学級へ……………細見和之 コラム 篠山城跡と朴玉姫さん(川西なを恵) コラム 「よみかきの会」の開設(川西なを恵) おわりに……………川西なを恵 参考文献

本文紹介

かつて珪石とマンガンの鉱山で栄えた丹波篠山。このまちに刻まれた在日コリアンの足跡を辿る。

抜粋:かつて陸軍歩兵第七十連隊が置かれ、戦争の拡大とともに硅石とマンガンの鉱山で栄えた丹波篠山。その歩みは近代日本の縮図そのものだった。しかし、鉱山で働いていた朝鮮人たちのことは、なぜか公的な記録に残されていない。新聞記事や鉱山跡、慰霊碑、民族学校の資料などの調査から、見失われた彼らの足跡を掘り起こす。