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書籍のレビュー・概要

文学を文学たらしめているものとは何か。自らの主たるフィールドを古代に置きつつも、文芸論的研究の広がりのなかで、文学の本質を問い続けた高木市之助。叙情と叙事の探究、自然・環境・風土をめぐる考察など、独自の構想から古代の文学像を捉えた。「文学の鬼」とまで称された、その生涯と学問的業績を時代のなかに描き出す。

高木市之助 文藝論の探求

Takumi ブックス

高木市之助 文藝論の探求

著者・関係者
高田 祐彦 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/04/16
体裁
A5・上製 ・カバー ・160頁
ISBN
9784000269803
在庫状況
在庫あり

価格:3,630 円

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著者略歴

  • 高田祐彦(たかだ ひろひこ) 1959年生まれ。1988年東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。 現在 青山学院大学文学部教授。 著書 『源氏物語の文学史』(東京大学出版会、2003年)、『古今和歌集』(訳注、角川ソフィア文庫、2009年)、『源氏物語の透明さと不透明さ』(共編著、青跣舎、2009年)、『人生をひもとく日本の古典』全6巻(共編著、岩波書店、2013年)、『読解講義日本文学の表現機構』(共著、岩波書店、2014年)ほか

目次

  1. 略 伝 一 略歴 二 その学問 第一章 文藝の本質と研究 一 文藝の基本的性格 1 文藝の構造――その四つの側面 2 文藝の「形」と「技術」 二 文藝の形とジャンル 1 「形」と「ことば」と「心」 2 形の文学論へ向けて 三 研究とは何か 1 基本作業としての読むこと 2 文化の一環としての国文学 第二章 叙事と抒情をめぐって はじめに 一 英雄時代と叙事詩 1 叙事詩成立の可能性 2 歌謡と所伝 二 抒情詩とその問題 1 叙事詩と抒情詩 2 抒情と日本文学 三 短歌を支える力 四 抒情の行く方 まとめ 第三章 自然・環境・風土 一 自然と環境 二 万葉の環境――清なるもの 三 「みやこ」の成立 四 季節の推移 五 景と風土 まとめ 主要参考文献 高木市之助 年譜 後 記

本文紹介

自らのフィールドを古代に置きつつも、常に文学の本質を問い続けた高木市之助の生涯と学問とを描く。

抜粋:文学を文学たらしめているものとは何か。自らの主たるフィールドを古代に置きつつも、文芸論的研究の広がりのなかで、文学の本質を問い続けた高木市之助。叙情と叙事の探究、自然・環境・風土をめぐる考察など、独自の構想から古代の文学像を捉えた。「文学の鬼」とまで称された、その生涯と学問的業績を時代のなかに描き出す。