書籍詳細

書籍のレビュー・概要

科学技術が高度に発達した現代社会において、人間は生きていくために必要な大切な何かを見失ってしまったのではないか。ユング心理学者である著者が、「たましい」「共時性」「死」「意識」「自然」など、近代科学から取り残された問題を考察し、宗教と科学の接点の位置にある心理療法について論じる。(解説=河合俊雄)

宗教と科学の接点

Takumi ブックス

宗教と科学の接点

著者・関係者
河合 隼雄 著
カテゴリ
現代文庫
刊行日
2021/04/15
体裁
A6・並製 ・カバー ・232頁
ISBN
9784006004354
在庫状況
在庫あり

価格:1,309 円

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著者略歴

  • 河合隼雄(Hayao Kawai) 1928年兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。1962年よりユング研究所に留学、日本で初めてユング派分析家の資格を取得。京都大学教授、国際日本文化研究センター長、文化庁長官などを歴任。2007年7月逝去。岩波書店より『河合隼雄著作集』(第一期、第二期)、現代文庫の「〈心理療法〉コレクション」(全6冊)などを刊行。

目次

  1. 第一章 たましいについて はじめに/トランスパーソナル学会/日本の状況/人間存在/たましいとは何か/西洋近代の自我/東洋と西洋 第二章 共時性について 共時性とは何か/易/共時性と科学/共時性と宗教/ホログラフィック・パラダイム/心身の相関/実際的価値 第三章 死について 死の恐怖/死の位置/臨死体験/銀河鉄道の夜/「知る」ということ/死後生 第四章 意識について 無意識の発見/いろいろな意識/東洋の知恵/スーフィー的意識の構造/意識のスペクトル/ドラッグ体験/修行の過程 第五章 自然について 人と自然/自然とは何か/自然・自我・自己/東西の進化論/昔話における自然/「自然」の死 第六章 心理療法について 心理療法とは何か/自己治癒の力/治療者の役割/コンステレーションを読む/意識の次元/宗教と科学の接点 あとがき 補 論 宗教と科学の対話 一 対話の困難さ/二 近代科学の点検/三 関係性/四 物語 解 説 たましいから物語へ………………河合俊雄

本文紹介

ユング心理学者が、近代科学から取り残された問題を考察し、宗教と科学の接点にある心理療法を論じる。

抜粋:科学技術が高度に発達した現代社会において、人間は生きていくために必要な大切な何かを見失ってしまったのではないか。ユング心理学者である著者が、「たましい」「共時性」「死」「意識」「自然」など、近代科学から取り残された問題を考察し、宗教と科学の接点の位置にある心理療法について論じる。(解説=河合俊雄)