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書籍詳細

書籍のレビュー・概要

好きなものは、カレーライス、鍋焼きうどん、芋焼酎。鍋料理で夏バテを防ぎ、試合前には大福2つ――。偉大な記録の背後には、けっしてブレない食への信念、そして信子夫人の創意工夫があった。スタジオジブリ『熱風』好評連載エッセイを書籍化。人間・落合博満の心と体の原動力が明らかになる、プロ野球ファン必読の1冊。

戦士の食卓

Takumi ブックス

戦士の食卓

著者・関係者
落合 博満 著
カテゴリ
人文・社会科学書
体裁
四六・上製 ・カバー ・206頁
ISBN
9784000614641

価格:1,760 円

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著者略歴

  • 落合博満(おちあい ひろみつ) 1953年、秋田県生まれ。元プロ野球選手・監督。1979年にロッテオリオンズ入団後、98年に現役を引退するまでに三冠王を3度獲得。引退後は野球解説者、指導者として活動し、2004年より中日ドラゴンズ監督に就任。監督を務めた8年間でリーグ優勝4回、07年にはチームを日本一に導いた。2011年には球団史上初の2年連続リーグ優勝。2013年、同球団のGMに就任、17年1月末退任。2007年に正力松太郎賞受賞、11年に「野球殿堂」入りを果たす。著書に『采配』『落合博満 アドバイス』『落合博満 バッティングの理屈』『決断=実行』(以上、ダイヤモンド社)、『戦士の休息』(岩波書店)など多数。

目次

  1. 1 そのトマトはどんな味? 食べるのも仕事/最後の晩餐──秋田の米/食とは腹をいっぱいにすること 2 「心技体」ではなく「体技心」 選手の食事への気配り/農耕民族の日本人と肉食の欧米人の違い/炭酸水を飲んで驚かれる/食べることに神経質になり過ぎないほうがいい 3 三冠王の生みの親 好き嫌いが多い人/夕食の買い出しに付き合わせた効果/たった一度の「不味い」 4 現役生活を誰よりも長く続けるための食事 三冠王を手にした頃からの食──鍋料理/夏バテを防ぐ「お煮かけ」 5 監督時代の選手の食生活への目配り 監督・コーチと一緒に夕食を摂りたがらない選手たち/「郷に入れば郷に従う」外国人選手/食事が気持ちを整え、食べる楽しみを生む 6 酒の効用 秋田県産芋焼酎『だんぶり長者』に出会う/酒とは上手く付き合いながら、生きてきた/自由を奪われる感覚?──飲み会という空間/飲み会は、他者の知恵を借り新たな着想を得る時間 7 息子と孫たちへの食育 和歌山県の落合博満野球記念館での食コミュニケーション/カレールウをつまみに酒を飲む/自分たちが育った時代の感性を大事に孫も教育する 8 人と器 監督が選手をふさわしい器に入れるタイミング/野球人・落合博満のプロデューサーとして、器に時間も費用もかける/高級な食器を普段使いする効用/器を熟知した人の導き 9 酒飲みの甘党 『渡辺のジュースの素』が、甘党の起源?/餡子を家で作る、パンの上に粒餡をのせて食べる/甘味との付き合い方にも自分自身の生活にも責任を持つ 10 偉大な食の主役・漬物 野菜の漬物、ハタハタの塩漬け、樽職人──秋田・冬の記憶/野菜嫌いで漬物も好まずだったが、浅漬けなら/「穏やかで幸せだ」と感じながら、鰻と奈良漬けを食べる 11 スポーツ選手の力の源、肉 日本人の肉食文化/パチンコで雀を獲る/一流のメジャー・リーガーはビーフ、マイナー・リーガーはハンバーガーやチキン/「食の太い選手は大成する」 12 コロナ禍の食事と日本人 「何か食べられればいい」から「好きな物を食べたい」へ/何かを突き詰める満腹感より、他者からの評価による満足感/三食規則正しく、そして禁酒──コロナ禍で私のライフスタイルも変化 あとがき

本文紹介

偉業を支えた落合流「食の哲学」が、信子夫人の証言とともに明かされる。野球ファン必読の1冊。

抜粋:好きなものは、カレーライス、鍋焼きうどん、芋焼酎。鍋料理で夏バテを防ぎ、試合前には大福2つ――。偉大な記録の背後には、けっしてブレない食への信念、そして信子夫人の創意工夫があった。スタジオジブリ『熱風』好評連載エッセイを書籍化。人間・落合博満の心と体の原動力が明らかになる、プロ野球ファン必読の1冊。