書籍詳細

書籍のレビュー・概要

ノンフィクションは、ひろく市民リテラシーを生み出すジャンルとして、戦後日本社会に貢献した。社会を見つめる眼を養い、いま自分たちはどのような時代にいるのか、状況への問いかけを発する精神を鍛えてきた。古典的名著から、2010年代の作品まで、時代を撃ち続ける100冊を選び抜いたブックガイド。

時代を撃つノンフィクション100

Takumi ブックス

時代を撃つノンフィクション100

著者・関係者
佐高 信 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2021/03/19
体裁
新書・228頁
ISBN
9784004318736
在庫状況
在庫あり

価格:902 円

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著者略歴

  • 佐高 信(さたか まこと) 1945年山形県生まれ 1967年慶應義塾大学法学部卒業 現在―評論家・東北公益文科大学客員教授 著書―『面々授受――久野収先生と私』(岩波現代文庫、2006年)、『久野収セレクション』(編著、岩波現代文庫、2010年)、『世代を超えて語り継ぎたい戦争文学』(共著、岩波現代文庫、2015年)、『敵を知り己れを知らば――佐高信の気になる50人』(岩波書店、2016年)、『反─憲法改正論』(角川新書、2019年)、『いま、なぜ魯迅か』(集英社新書、2019年)、『池田大作と宮本顕治――「創共協定」誕生の舞台裏』(平凡社新書、2020年)ほか

目次

  1. はじめに Ⅰ 現代に向き合う ──格差社会 1 『無知の涙』 ……………永山則夫 著 2 『鬼畜』 ……………西村望 著 3 『ホームレス歌人のいた冬』 ……………三山喬 著 4 『村の女は眠れない』 ……………草野比佐男 著 5 『復讐するは我にあり』 ……………佐木隆三 著 6 『自動車絶望工場』……………鎌田慧 著 7 『生き地獄天国』 ……………雨宮処凛 著 ──経済の深層 8 『お笑い大蔵省極秘情報』 ……………テリー伊藤 著 9 『異色官僚』 ……………佐橋滋 著 10 『会長はなぜ自殺したか』 ……………読売社会部清武班 著 11 『住友銀行秘史』 ……………國重惇史 著 12 『電通の深層』 ……………大下英治 著 13 『共生の大地』 ……………内橋克人 著 14 『竹中平蔵 市場と権力』 ……………佐々木実 著 15 『松下幸之助の昭和史』 ……………立石泰則 著 16 『ルワンダ中央銀行総裁日記』 ……………服部正也 著 17 『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』 ……………辻野晃一郎 著 ──アウトローの世界 18 『憚りながら』 ……………後藤忠政 著 19 『闘いいまだ終わらず』……………山平重樹 著 20 『田中清玄自伝』 ……………田中清玄 著 21 『突破者』 ……………宮崎学 著 22 『おそめ』 ……………石井妙子 著 23 『許永中』 ……………森功 著 ──宗教のゆくえ 24 『「疑惑」は晴れようとも』 ……………河野義行 著 25 『麻原彰晃の誕生』……………髙山文彦 著 26 『A』……………森達也 著 27 『創価学会秘史』 ……………高橋篤史 著 28 『池田大作「権力者」の構造』 ……………溝口敦 著 29 『闇の流れ』 ……………矢野絢也 著 30 『カルト資本主義』 ……………斎藤貴男 著 ──現代アジアと日本 31 『じゃぱゆきさん』 ……………山谷哲夫 著 32 『フィリッピーナを愛した男たち』 ……………久田恵 著 33 『からゆきさん』 ……………森崎和江 著 34 『エビと日本人』 ……………村井吉敬 著 35 『バナナと日本人』 ……………鶴見良行 著 ──科学と市民 36 『知事抹殺』 ……………佐藤栄佐久 著 37 『市民科学者として生きる』 ……………高木仁三郎 著 38 『水俣病』 ……………原田正純 著 39 『苦海浄土』 ……………石牟礼道子 著 40 『下下戦記』 ……………吉田司 著 Ⅱ メディアへの問いかけ ──格闘するメディア 41 『ネットと愛国』 ……………安田浩一 著 42 『出版業界最底辺日記』 ……………塩山芳明 著 43 『天下無敵のメディア人間』 ……………佐藤卓己 著 44 『あわわのあはは』 ……………住友達也 著 45 『メディアの支配者』 ……………中川一徳 著 46 『渡邉恒雄メディアと権力』 ……………魚住昭 著 47 『天人』 ……………後藤正治 著 48 『南ア共和国の内幕』 ……………伊藤正孝 著 49 『不可触民』 ……………山際素男 著 50 『記者襲撃』 ……………樋田毅 著 51 『銀バエ』 ……………山岡俊介 著 52 『武富士追及』 ……………三宅勝久 著 53 『「噂の眞相」トップ屋稼業』 ……………西岡研介 著 ──メディアのなかの個性たち 54 『田中角栄』 ……………早野透 著 55 『昭和45年11月25日』 ………………中川右介 著 56 『赫奕たる逆光』 ……………野坂昭如 著 57 『孤獨の人』 ……………藤島泰輔 著 58 『ドキュメント昭和天皇』……………田中伸尚 著 59 『狼煙を見よ』 ……………松下竜一 著 60 『一九六一年冬「風流夢譚」事件』 ……………京谷秀夫 著 61 『蘆花徳富健次郎』……………中野好夫 著 62 『鞍馬天狗のおじさんは』 ……………竹中労 著 63 『井上剣花坊・鶴彬』 ……………坂本幸四郎 著 64 『たいまつ十六年』……………むのたけじ 著 65 『後藤田正晴』 ……………保阪正康 著 66 『医者井戸を掘る』 ……………中村哲 著 Ⅲ 歴史を掘り下げる ──戦争を考える 67 『拝啓マッカーサー元帥様』 ……………袖井林二郎 著 68 『密約』 ……………澤地久枝 著 69 『国防婦人会』 ……………藤井忠俊 著 70 『別れのブルース』……………吉武輝子 著 71 『天皇陛下萬歳』 ……………上野英信 72 『あの戦争から遠く離れて』 ……………城戸久枝 著 73 『ヒロシマ・ノート』 ……………大江健三郎 著 74 『原爆供養塔』 ……………堀川惠子 著 75 『逆転』 ……………伊佐千尋 著 76 『不死身の特攻兵』 ……………鴻上尚史 著 77 『米軍ジェット機事故で失った娘と孫よ』 ……………土志田勇 著 78 『日航123便墜落の新事実』 ……………青山透子 著 79 『ルーズベルトの刺客』 ……………西木正明 著 80 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』 ……………米原万里 著 81 『絢爛たる影絵』 ……………高橋治 著 82 『極光のかげに』 ……………高杉一郎 著 ──朝鮮・中国の歴史と日本社会 83 『朝鮮と日本に生きる』 ……………金時鐘 著 84 『私戦』 ……………本田靖春 著 85 『閔妃暗殺』 ……………角田房子 著 86 『ディア・ピョンヤン』 ……………梁英姫 87 『1★9★3★7』 ……………辺見庸 著 88 『何日君再来物語』……………中薗英助 著 89 『ピンポンさん』 ……………城島充 著 90 『満州裏史』 ……………太田尚樹 著 91 『張学良の昭和史最後の証言』 ……………NHK取材班・臼井勝美 著 92 『上海時代』 ……………松本重治 著 ──近代史を学ぶ 93 『ポーツマスの旗』 ……………吉村昭 著 94 『杉原千畝』 ……………白石仁章 著 95 『ある明治人の記録』 ……………石光真人 著 96 『鼠』 ……………城山三郎 著 97 『ある歴史の娘』……………犬養道子 著 98 『マリコ』 ……………柳田邦男 著 99 『ストロベリー・ロード』 ……………石川好 著 100 『中村屋のボース』 ……………中島岳志 著 おわりに 本書で取り上げた一〇〇冊

本文紹介

古典的名著から2010年代の作品まで、時代を撃ち続ける100冊を選び抜いたブックガイド。

抜粋:ノンフィクションは、ひろく市民リテラシーを生み出すジャンルとして、戦後日本社会に貢献した。社会を見つめる眼を養い、いま自分たちはどのような時代にいるのか、状況への問いかけを発する精神を鍛えてきた。古典的名著から、2010年代の作品まで、時代を撃ち続ける100冊を選び抜いたブックガイド。