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書籍のレビュー・概要

原爆、そして被爆者のイメージは、どのようにつくりあげられてきたのか。「原爆映画」が誕生する敗戦直後から2000年代にいたるまでの国内外の映像・文学作品を取り上げ、植民地主義、検閲、人種・民族とジェンダー、トラウマなど、様々な視点から解き明かす。国境や学問領域を超え、ヒロシマ・ナガサキに関する日米の「知の生産」のプロセスに迫った画期的研究。

プロデュースされた〈被爆者〉たち

Takumi ブックス

プロデュースされた〈被爆者〉たち

表象空間におけるヒロシマ・ナガサキ

著者・関係者
柴田 優呼 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/03/16
体裁
A5・上製 ・カバー ・270頁
ISBN
9784000614580
在庫状況
在庫あり

価格:4,840 円

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著者略歴

  • 柴田優呼(Yuko Shibata) 明治学院大学国際平和研究所研究員、アカデミック・ジャーナリスト。著書にProducing Hiroshima and Nagasaki : Literature, Film, and Transnational Politics(University of Hawai‘i Press, 2018年)、『“ヒロシマ・ナガサキ” 被爆神話を解体する──隠蔽されてきた日米共犯関係の原点』(作品社,2015年)がある。このほか欧米で学術出版された英語書籍、朝日新聞取材班に参加して出版された日本語書籍など共著多数。アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、日本の大学教員を歴任。コーネル大学Ph.D.

目次

  1. 序 章 広島・長崎と表象の政治 第1章 ドキュメンタリーとしての『ヒロシマ・モナムール』――語られなかった「幻の映画」をめぐって 第2章 亀井文夫と一九五〇年代の初期原爆映画――被爆者をどう描くか 第3章 視られる者から視る者へ――「原爆一号」吉川清が問いかけたもの 第4章 日仏合作と核大国アメリカの影――『ヒロシマ・モナムール』における占領の記憶 第5章 林京子の被爆者「以上」の文学――一人きりのディアスポラ あとがき 主な参考文献

本文紹介

その声は、なぜ無視されたか。『ヒロシマ・モナムール』を中心に、初期の原爆表象に新たな光を当てる。

抜粋:原爆、そして被爆者のイメージは、どのようにつくりあげられてきたのか。「原爆映画」が誕生する敗戦直後から2000年代にいたるまでの国内外の映像・文学作品を取り上げ、植民地主義、検閲、人種・民族とジェンダー、トラウマなど、様々な視点から解き明かす。国境や学問領域を超え、ヒロシマ・ナガサキに関する日米の「知の生産」のプロセスに迫った画期的研究。