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書籍詳細

書籍のレビュー・概要

20世紀を代表する法哲学者、H.L.A・ハート。しかし、華々しい成功の影で彼の内面は常に不安に責め苛まれていた。日記やメモ、手紙などを駆使して、彼の思想と形成過程、波乱に満ちた人生を描いて話題を呼んだ評伝。上巻では、ユダヤ移民の子として生まれたハートが、弁護士、MI5職員を経て、日常言語学派の哲学を法学に移植し、法哲学を刷新していくまで。

法哲学者H.L.A.ハートの生涯 (上)

Takumi ブックス

法哲学者H.L.A.ハートの生涯 (上)

悪夢、そして高貴な夢

著者・関係者
ニコラ・レイシー 著・中山 竜一 訳・森村 進 訳・森村 たまき 訳
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/02/25
体裁
A5・上製 ・カバー ・332頁
ISBN
9784000614542
在庫状況
在庫あり

価格:4,620 円

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著者略歴

  • ニコラ・レイシー(Nicola Lacey) ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、オックスフォード大学ニュー・カレッジ/ユニバーシティ・カレッジ名誉フェロー。刑法・法理論・ジェンダー法学。著書として本書のほか、The Prisoners' Dilemma: Political Economy and Punishment in Contemporary Democracies(2008), Women, Crime, and Character: From Moll Flanders to Tess of the D'Uurbervilles (2008), In Search of Criminal Responsibility: Ideas, Interests, and Institutions(2016)など多数。 【訳者紹介】 中山竜一(なかやま りゅういち) 大阪大学法学研究科教授。法理学・法思想史。『二十世紀の法思想』(岩波テキストブックス)、『ヒューマニティーズ 法学』(岩波書店)、『法思想史』(共著、有斐閣アルマ)、訳書にジョン・ロールズ『万民の法』、レイモンド・ワックス『法哲学』(共訳)(いずれも岩波書店)など。 森村 進(もりむら すすむ) 一橋大学法学研究科特任教授。法哲学。著書として『幸福とは何か』(ちくまプリマー新書)、『法哲学講義』(筑摩選書)、『自由はどこまで可能か』(講談社現代新書)など。 森村たまき(もりむら たまき) 国士舘大学非常勤講師。刑事法学。訳書としてピーター・シンガー他『功利主義とは何か』、ナイジェル・ウォーバートン『「表現の自由」入門』(いずれも森村進との共訳、岩波書店)、P. G. ウッドハウス「ジーヴス・シリーズ」(国書刊行会)ほか多数。

目次

  1. 謝 辞 アプローチと情報源にかんする伝記作者の覚え書き 序 章 内部のアウトサイダー 第I部 北と南 第一章 ハロゲイト、チェルトナム、ブラッドフォード 第二章 オックスフォードの奨学生 第三章 敗北から勝ち取った成功――ロンドンと法曹界 第II部 変化と継続性 第四章 ジェニファー 第五章 法曹学院から軍情報部へ――MI5、結婚、そして父親になる 第六章 フェンスの向こう側からのオックスフォード 第III部 黄金時代 第七章 法律家に哲学を売る――法理学講座 注 《下巻目次》 第八章 イギリス人の目を通して見たアメリカ法理学――ハーヴァード大学一九五六-五七年期 第九章 哲学という視座からみた法――『法における因果性』と『法の概念』 第一〇章 西と東、カリファルニアとイスラエル――『法・自由・道徳』、「ケルゼン訪問」、『刑法の道徳性』 第一一章 規律、刑罰、責任 第IV部 講座を退いた後で 第一二章年老いた改革者と旧弊家の若者たち――ベンサムとブレイスノーズ 第一三章 悪夢、そして高貴な夢 訳者あとがき 注 文 献 本書に登場する人物の伝記的詳細 人名索引

本文紹介

20世紀を代表する法哲学者、H.L.A・ハートの人生を、日記やメモ、手紙等を駆使して描いた傑作評伝。

抜粋:20世紀を代表する法哲学者、H.L.A・ハート。しかし、華々しい成功の影で彼の内面は常に不安に責め苛まれていた。日記やメモ、手紙などを駆使して、彼の思想と形成過程、波乱に満ちた人生を描いて話題を呼んだ評伝。上巻では、ユダヤ移民の子として生まれたハートが、弁護士、MI5職員を経て、日常言語学派の哲学を法学に移植し、法哲学を刷新していくまで。