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書籍のレビュー・概要

本文とはどのようにしてつくられるべきものなのか。全国各地の文献調査から、数多くの古典作品の本文を発見して、『校本万葉集』をはじめ校本・校訂本の作成に情熱を注いだ佐佐木信綱。自らも歌人としての創作活動を行い、韻文の伝統的価値の再編、和歌史の構築につとめた。その生涯と学問的業績を時代のなかに描き出す。

佐佐木信綱 本文の構築

Takumi ブックス

佐佐木信綱 本文の構築

著者・関係者
鈴木 健一 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/02/17
体裁
A5・上製 ・カバー ・162頁
ISBN
9784000269780
在庫状況
在庫あり

価格:3,300 円

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著者略歴

  • 鈴木健一(すずき けんいち) 1960年生まれ。 1988年東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。 現在―学習院大学文学部教授。 著書―『近世堂上歌壇の研究』(汲古書院、1996年、増訂版2009年)、『江戸詩歌の空間』(森話社、1998年)、『江戸詩歌史の構想』(岩波書店、2004年)、『古典詩歌入門』(岩波テキストブックス、2007年)、『江戸古典学の論』(汲古書院、2011年)、『古典注釈入門 歴史と技法』(岩波現代全書、2014年)、『天皇と和歌 国見と儀礼の一五〇〇年』(講談社選書メチエ、2017年)、『不忍池ものがたり――江戸から東京へ』(岩波書店、 2018年)ほか

目次

  1. 略 伝 一 はじめに 二 略歴 三 歌人としての活動 四 国文学者としての活動 第一章 文献学への視点 一 資料の発見 1 『万葉集』 2 歌学 3 歌集 4 歌謡 5 日記 二 本文の提供及び校本の作成 1 『日本歌学全書』 2 『校本万葉集』 3 『日本歌学大系』 三 文献学に対する信綱の考え 1 民族のためにということ 2 文献学の重視とバランス感覚 第二章 和歌史の構築 一 文学史という概念の生成 1 佐佐木信綱の代表的著作 2 信綱以前の文学史 3 西洋における文学史 二 具体的な論説を通して 1 作歌経験を踏まえつつ、通史的に捉え、本質的な表現論をする 2 和歌と時勢の関わり 3 今後、和歌はどう詠まれるべきか? 4 恋歌についての意見 第三章 万葉学への情熱 一 「校本万葉集について」 二 「英訳万葉集に就いて」 三 「万葉学の綜合集成を喜ぶ」 四 「万葉集と植物」 付章 佐佐木家の歌人たち まとめ 主要参考文献 略年譜 図版出典一覧 後 記

本文紹介

数多くの古典作品の本文を発見して、校本・校訂本の作成に情熱を注いだ佐佐木信綱の生涯と学問を描く。

抜粋:本文とはどのようにしてつくられるべきものなのか。全国各地の文献調査から、数多くの古典作品の本文を発見して、『校本万葉集』をはじめ校本・校訂本の作成に情熱を注いだ佐佐木信綱。自らも歌人としての創作活動を行い、韻文の伝統的価値の再編、和歌史の構築につとめた。その生涯と学問的業績を時代のなかに描き出す。