書籍詳細

書籍のレビュー・概要

不登校やいじめが過去最多を更新し続ける一方、心身を疲弊させて教壇を去る教師が後を絶たない。なぜ学校はいま、しんどい場となっているのか。長年、教員やスクールカウンセラーを務めてきた著者が自らの経験やデータにもとづき、メンタルヘルスの観点から教育のありようを検証。誰もが安心できる学校づくりを提言する。

学校のメンタルヘルス

Takumi ブックス

学校のメンタルヘルス

子ども、教師をどう支えるか

著者・関係者
伊藤 美奈子 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2026/03/19
体裁
新書・234頁
ISBN
9784004321057
在庫状況
在庫あり

価格:1,034 円

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著者略歴

  • 伊藤美奈子(いとう みなこ) 京都大学文学部国文学科卒業.京都大学大学院教 育学研究科後期博士課程修了. 現在―神戸女子大学心理学部心理学科教授・奈良女子大学名誉教授 専攻―教育臨床心理学.大学卒業後,東大谷高校教諭として着任.その後,南山大学文学部専任講師,お茶の水女子大学大学院助教授,慶應義塾大学教職課程センター教授,奈良女子大学研究院生活環境科学系教授を経て現職. 著書―『スクールカウンセラーの仕事』(岩波アクティブ新書),『不登校 その心もようと支援の実際』(金子書房),『不登校の理解と支援のためのハンドブック』(編著,ミネルヴァ書房),『10歳からの学校では教えてくれない感情とこころ』(監修,池田書店)など

目次

  1. はじめに 第1章 思春期を生きる子どもたち 1 現代における思春期とは? 2 思春期の人間関係をどうみるか 3 思春期の難しさとは? 4 思春期の死生観をどうみるか 5 思春期の死生観にどう向き合うか 第2章 多様化する不登校――何が起きているのか、どう支えるか 1 多様化する不登校の背景を探る 2 どうすれば支援につながるか 3 揺れ動く不登校の子どもの気持ち 4 保護者のサポートをどうするか 5 進級・進学という時期をどう活かせるか 6 安心して通える学校へ――多様な選択を活かして 第3章 関係性の病理としてのいじめ――「被害」と「加害」が流動化するなかで 1 いじめをどうとらえるか 2 いじめの構造とは? 3 関係性からみたいじめ 4 いじめはなぜ深化するのか 5 ネットいじめの深刻性 6 いじめと子どもの心――調査からみる 7 いじめを「解消(解決)」するために 第4章 心を病む教師たち――なぜバーンアウトしてしまうのか 1 教師のバーンアウトの背景をみる 2 バーンアウトと学校現場 3 教師が希望をもてるために 第5章 これからの学校を考える――「心の健康」を起点に 1 目に見える成果が優先されるなかで 2 これからの教育政策を問う――学習指導要領改訂にみる 3 誰もが安心できる学校をどうつくるか――五つの視点 4 スクールカウンセラーにできること 主な参照文献・資料 あとがき

本文紹介

不登校やいじめが増え続け、バーンアウトする教師も後を絶たない。心の健康を基盤に置いた、誰もが安心できる学校づくりを提言。

抜粋:不登校やいじめが過去最多を更新し続ける一方、心身を疲弊させて教壇を去る教師が後を絶たない。なぜ学校はいま、しんどい場となっているのか。長年、教員やスクールカウンセラーを務めてきた著者が自らの経験やデータにもとづき、メンタルヘルスの観点から教育のありようを検証。誰もが安心できる学校づくりを提言する。