書籍詳細

書籍のレビュー・概要

世界の食料問題から日本農業の問題まで、農業・食料に関わる疑問・関心は多岐にわたる。その理解のためには、食料・農業・農村の「実態に関する知識」と、考えを進めるための「経済学的な理論」とが必要である。最新の統計データを用いて、こうした「知識と理論を組み合わせた体系」である農業経済学を基礎から学ぶ。

農業経済学 第6版

Takumi ブックス

農業経済学 第6版

著者・関係者
荏開津 典生 著・鈴木 宣弘 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2026/02/26
体裁
A5・並製・244頁
ISBN
9784000289245
在庫状況
在庫あり

価格:2,970 円

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著者略歴

  • 荏開津典生(えがいつ・ふみお) 1935年生まれ.59年東京大学農学部農業経済学科卒業.東京大学・千葉経済大学名誉教授.農学博士.主な著作に,『日本農業の経済分析』(大明堂,1985年),『「飢餓」と「飽食」』(講談社選書メチエ,1994年),『フードシステムの経済学 第6版』(共著,医歯薬出版,2019年),がある. 鈴木宣弘(すずき・のぶひろ) 1958年生まれ.82年東京大学農学部農業経済学科卒業.東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授・名誉教授.農学博士.主な著作に,New Empirical Industrial Organization and Food System(共編著,Peter Lang Publishing, 2006),『協同組合と農業経済』(東京大学出版会,2022年),『令和の米騒動』(文春新書,2025年),『もうコメは食えなくなるのか』(講談社+α新書,2025年),『コメ・ショック』(経営科学出版,2025年),がある.

目次

  1. はしがき/改訂について 第1章 経済学と農業的世界 第2章 経済発展と農業 第1節 農業部門の相対的縮小 第2節 食料需要の所得弾力性 第3節 エンゲルの法則 第4節 農業の過剰就業 課 題 第3章 食料の需要と供給 第1節 農業生産と作況変動 第2節 食料需要の価格弾力性 第3節 農産物市場の不安定性 第4節 農産物価格安定政策 課 題 第4章 農業生産と土地 第1節 BC過程とM過程 第2節 BC過程と収穫逓減の法則 第3節 M過程と規模の経済性 第4節 地代と農地価格 課 題 第5章 農業の経営組織 第1節 家族農場の理念 第2節 家族農場の実態 第3節 農地の所有と貸借 第4節 家族農場の労働配分 課 題 第6章 農産物の市場組織 第1節 農業の市場交渉力と交易条件 第2節 農業協同組合 第3節 農産物価格支持政策 第4節 農地政策と農業金融政策 課 題 第7章 農産物貿易と農業保護政策 第1節 穀物貿易の特質 第2節 国内農業保護政策 第3節 農産物の過剰生産 第4節 輸出競争とガット農業交渉 第5節 WTO農業協定とドーハ開発アジェンダ 第6節 FTAと地域経済統合 課 題 第8章 世界の人口と食料 第1節 食料問題の3要因 第2節 人口爆発と人口転換理論 第3節 食料の生産 第4節 食料の分配 課 題 第9章 食生活の成熟とフード・システム 第1節 食生活の成熟 第2節 フード・システム 第3節 食品工業の産業組織 第4節 食品流通業の産業組織 課 題 第10章 農業の近代化 第1節 慣習的農業 第2節 持続的成長への離陸 第3節 緑の革命 第4節 農業近代化の影響 課 題 第11章 資源・環境と農業 第1節 農業と資源・環境 第2節 近代農業の外部不経済 第3節 農業生産の持続性 第4節 資源・環境としての農用地 課 題 第12章 日本の農業と食料 第1節 日本の農業・食料問題 第2節 農業基本法と農業の構造改善 第3節 食糧管理制度と米の生産過剰 第4節 食料の内外価格差と食料自給率の低下 第5節 食料・農業・農村基本法の成立 第6節 21世紀の日本農業と農業政策 課 題 終 章 農業政策と農業経済学 あとがき 索 引

本文紹介

現代の食料・農業問題を理解するために必要な「実態的な知識」と「経済学的理論」を、最新のデータを使い基礎から学ぶテキスト。

抜粋:世界の食料問題から日本農業の問題まで、農業・食料に関わる疑問・関心は多岐にわたる。その理解のためには、食料・農業・農村の「実態に関する知識」と、考えを進めるための「経済学的な理論」とが必要である。最新の統計データを用いて、こうした「知識と理論を組み合わせた体系」である農業経済学を基礎から学ぶ。