書籍詳細

書籍のレビュー・概要

カーリングの石が曲がるのはなぜか。滑り台は大人の方が速く滑る? 鏡の世界が左右反対に見える理由。こんな身近な謎から、時間の流れ、そして私たち自身の存在まで、巨大な装置がなくても個人で挑戦できる謎解きがある。「不思議だな」という気づきを出発点に、思い込みから自由になり、のびのびと知的ゲームを楽しもう。

物理学者の自由研究

Takumi ブックス

物理学者の自由研究

著者・関係者
村田 次郎 著
カテゴリ
自然科学書
刊行日
2026/01/20
体裁
B6・並製・140頁
ISBN
9784000297417
在庫状況
在庫あり

価格:1,650 円

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著者略歴

  • 村田次郎(むらた・じろう) 立教大学理学部物理学科教授. 1999年京都大学大学院理学研究科単位取得退学.博士(理学).米国ブルックヘブン研究所,理化学研究所を経て,2003年立教大学講師,2005年准(助)教授, 2012年より現職.その間,カナダ・ブリティッシュコロンビア大学,トライアムフ研究所訪問研究員. 余剰次元探索のための近距離重力実験の他,国内外の加速器を用いた時空対称性の研究を進めている. 趣味は山登り・キャンプ,自宅ドームハウスのセルフビルド等の大工仕事. 著書に『「余剰次元」と逆二乗則の破れ』(講談社ブルーバックス)がある.

目次

  1. はじめに 1 カーリングの曲がる謎 研究ことはじめ クルリンパのしくみ ギアオン・ギアオフ現象 曲がる理由 摩擦力の正体 振り子と同じ 「世紀の謎」となった理由 2 曲がるもの大研究! 曲がるもの カーリングの不思議さ 曲がるもの研究会 反例の発見 普通のものの曲がり方 キャスター装置の曲がり方 カーリングは特殊か? バイアス 3 滑り台は大人の方が速い!? ピサの斜塔の実験 滑り台上の落下運動 滑り台の実測研究 ローラー式滑り台だから? 摩擦力は平均化の産物 滑り台研究から得たもの 摩擦の例 そして、滑り台 重い方が速い? 環境とは 4 鏡の世界が左右反対なのはなぜか 鏡は左右反転する? 左右反転の理由 鏡の機能 鏡のトリック:木を見て森を見ず 物理でも数学でもない効果 3次元で捉える バイアスは悪か? 5 時間は流れているのだろうか? 時間の流れ 時間の流れる向き 拡散現象とエントロピー 場合の数の増大 位置エネルギーとは? 時間の矢の原因 存在と時間 6 〈わたし〉は存在か、現象か? 私たちの身体 この世界の描き方 原子論 音の知覚 エーテルと場 粒子とは 私たちは現象である おわりに 参考文献

本文紹介

カーリング、滑り台、鏡の謎――「不思議だな」という気づきを出発点に、思い込みから自由になって、知的ゲームを楽しもう。

抜粋:カーリングの石が曲がるのはなぜか。滑り台は大人の方が速く滑る? 鏡の世界が左右反対に見える理由。こんな身近な謎から、時間の流れ、そして私たち自身の存在まで、巨大な装置がなくても個人で挑戦できる謎解きがある。「不思議だな」という気づきを出発点に、思い込みから自由になり、のびのびと知的ゲームを楽しもう。