書籍詳細

書籍のレビュー・概要

歴史家であり外交官でもあったE.H.カーの有名な講演『歴史とは何か』。このウィットに富んだ講演録を十分に理解するには、当時のイギリスの歴史学に影響を与えた知識人たちへの理解が欠かせない。新訳の訳者がカーの周辺にいた学者たちの生涯と思想を生き生きと描き、20世紀の学問状況を浮び上がらせる知的列伝。

『歴史とは何か』の人びと E.H.カーと20世紀知識人群像

Takumi ブックス

『歴史とは何か』の人びと E.H.カーと20世紀知識人群像

著者・関係者
近藤 和彦 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2026/01/23
体裁
四六・並製・324頁
ISBN
9784000256810
在庫状況
在庫あり

価格:3,080 円

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著者略歴

  • 近藤和彦(こんどう かずひこ) 1947年松山市生まれ.東京大学文学部西洋史学専修課程卒業.名古屋大学助教授,東京大学大学院教授,立正大学教授を経て, 現在―東京大学名誉教授,王立歴史学会フェロー 専攻―イギリス近世・近代史,史学史 著書―『民のモラル』(山川出版社,ちくま学芸文庫) 『文明の表象 英国』(山川出版社) 『イギリス史10講』(岩波新書) 『礫岩のようなヨーロッパ』(共編,山川出版社) 『近世ヨーロッパ』(山川出版社・世界史リブレット)ほか 訳書―トムスン/デイヴィス/ギンズブルグほか『歴史家たち』(共編訳,名古屋大学出版会) E.H.カー『歴史とは何か 新版』(岩波書店)ほか

目次

  1. はしがき 凡 例 Ⅰ 歴史学とオクスブリッジ 第1章 トリニティ学寮のE.H.カー 第2章 アクトンと未完の『自由の歴史』 第3章 トレヴェリアンの「国史」 第4章 ネイミアの「意味ある細部」 第5章 トインビーと「大きな輪郭」 第6章 経済史家にして教育者、トーニ Ⅱ 変貌するイギリスの知的世界 第7章 フランス革命史――ルフェーヴルとコッブ 第8章 『パースト&プレズント』の歴史家たち 第9章 バーリンとドイチャ、カーの二人の友人 第10章 ポパーとLSEの変貌 第11章 エルトンの「国史」 Ⅲ 知と愛とセクシュアリティ 第12章 マクミラン社の兄弟 第13章 A.J.P.テイラとトレヴァ=ローパ 第14章 ウェジウッド「女史」 第15章 E.H.カーと女性たち エピローグ――カーの死後 あとがき 史料文献一覧 人物対照年表 索 引

本文紹介

カーの有名な講演録『歴史とは何か』が俎上に載せた人びととは? 20世紀を代表する知識人たちの生涯と思想にせまる知的列伝。

抜粋:歴史家であり外交官でもあったE.H.カーの有名な講演『歴史とは何か』。このウィットに富んだ講演録を十分に理解するには、当時のイギリスの歴史学に影響を与えた知識人たちへの理解が欠かせない。新訳の訳者がカーの周辺にいた学者たちの生涯と思想を生き生きと描き、20世紀の学問状況を浮び上がらせる知的列伝。