書籍詳細

書籍のレビュー・概要

絵本には、人生を豊かにし、子どもの心を育て、大人の心に癒しを与える力がある。著者は、こうした絵本の力について長年エッセイを書き講演をするなどの活動を続けてきた。本書では、大災害や戦争など、人生の危機に直面した時、絵本によって生き直す力を取り戻した人びとのエピソードが数多く語られる。(解説=細谷亮太)

生きる力をくれた一冊の絵本

Takumi ブックス

生きる力をくれた一冊の絵本

著者・関係者
柳田 邦男 著
カテゴリ
現代文庫
刊行日
2025/11/14
体裁
A6・並製・198頁
ISBN
9784006023768
在庫状況
在庫あり

価格:1,100 円

カートを見る

著者略歴

  • 柳田邦男 Kunio Yanagida 1936年,栃木県生まれ.NHK記者を経てノンフィクション作家に.1972年『マッハの恐怖』で大宅壮一ノンフィクション賞,1995年『犠牲 わが息子・脳死の11日』などで菊池寛賞を受賞.2000年頃から絵本の深い可能性に注目して,全国各地で絵本の普及活動に力を注いでいる.近著に『終わらない原発事故と「日本病」』(新潮社),『言葉が立ち上がる時』(平凡社),『それでも人生にYesと言うために JR福知山線事故の真因と被害者の20年』(文藝春秋)など.翻訳絵本に『だいじょうぶだよ,ゾウさん』(文溪堂),『少年の木 希望のものがたり』(岩崎書店)などがある.

目次

  1. 1 絵本は人生のパンセ 悲しみから生まれる深い言葉 心を豊かにする幼き日の思い出 人が帰るべきやすらかな場とは 人は未知の誰かに支えられて “心のあや”を語る絵本たち はたらく父親よ! その仕事よ! 今こそ、『コルチャック先生』 めぐるいのち 明日への希望 2 大変な時代の子どもの心 大変な時代の子どもの心 子どもは何が大事なことか感知している 子どもが自分を見つめるとき ちいさな一歩、大きな成長 困った子の心が一八〇度変わるとき 子どもの心を汲み取るとは 向き合う会話が心の発達に 人が他者を理解するとは 3 自然はいのちの湧き出る現場 花や木と言葉を交わしていますか? 木々の恵み、生きる力 ことしもやまにあきがきた 北極は「生命」あふれるところ 人はなぜ動物を愛するのか 背筋をのばし空を見上げよう 4 大人に絵本を語っていく私 あとがき 岩波現代文庫版のためのあとがき 解 説……………細谷亮太

本文紹介

人生を豊かにし、心を育て癒しを与える絵本の力とは?ノンフィクション作家が多くのエピソードとともに語る。(解説=細谷亮太)

抜粋:絵本には、人生を豊かにし、子どもの心を育て、大人の心に癒しを与える力がある。著者は、こうした絵本の力について長年エッセイを書き講演をするなどの活動を続けてきた。本書では、大災害や戦争など、人生の危機に直面した時、絵本によって生き直す力を取り戻した人びとのエピソードが数多く語られる。(解説=細谷亮太)