書籍詳細

書籍のレビュー・概要

広島への原爆投下直後、1万人もの被災者が運び込まれた小さな島があった。広島港の南3キロに位置する似島(にのしま)。壊滅した市の中心部から続々と輸送される人たちで野戦病院と化したこの島は、遺体の埋葬場所ともなった。被災者や救護者たちの手記や貴重な資料から、あの日からの数日が甦るドキュメント。

被爆者が眠る島

Takumi ブックス

被爆者が眠る島

知られざる原爆体験

著者・関係者
永井 均 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2025/11/05
体裁
A5・並製・80頁
ISBN
9784002711157
在庫状況
在庫あり

価格:748 円

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著者略歴

  • 永井 均(ながい・ひとし) 1965年生まれ.立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学.博士(文学).現在,広島市立大学広島平和研究所教授.単著に『フィリピンと対日戦犯裁判――1945-1953年』(岩波書店,2010年),『フィリピンBC級戦犯裁判』(講談社,2013年),共著書にPhilippines-Japan Relations(Quezon City: Ateneo de Manila University Press,2003), Transcultural Justice at the Tokyo Tribunal(Leiden: Brill, 2018),『広島発の平和学――戦争と平和を考える13講』(法律文化社,2021年)などがある.

目次

  1. はじめに 第一章 広島への原爆投下 1 マンハッタン計画 2 二種類の原爆と投下目標 第二章 臨時野戦病院と化した島 1 原爆被災者の搬送 2 難航する救護活動 3 死者の扱い 第三章 「千人塚」と「供養塔」 1 千人塚 2 似島供養塔 3 平和記念公園内への遺骨の移管 第四章 遺骨発掘と想起される記憶 1 被爆二六年後の遺骨の発見 2 相次ぐ遺骨の発掘 おわりに 注 主要参考文献/図版出典一覧

本文紹介

多数の被災者が運び込まれた広島港の南に位置する似島(にのしま)。野戦病院にして埋葬場所ともなったこの場所の経験が甦る。

抜粋:広島への原爆投下直後、1万人もの被災者が運び込まれた小さな島があった。広島港の南3キロに位置する似島(にのしま)。壊滅した市の中心部から続々と輸送される人たちで野戦病院と化したこの島は、遺体の埋葬場所ともなった。被災者や救護者たちの手記や貴重な資料から、あの日からの数日が甦るドキュメント。