書籍詳細

書籍のレビュー・概要

次男を喪い砂漠のように乾ききった著者の心を救ったのは、一冊の絵本だった。それをきっかけに、著者は大人にとっての絵本の意味を見出す。著者自身の絵本との不思議な出会いから、大人にとって癒しとなる絵本の効果、子どもの心を育てる絵本の読み聞かせの効果などを、多くのエピソードをまじえて語る。(解説=落合恵子)

砂漠でみつけた一冊の絵本 (岩波現代文庫)

Takumi ブックス

砂漠でみつけた一冊の絵本 (岩波現代文庫)

著者・関係者
柳田 邦男 著
カテゴリ
現代文庫
刊行日
2025/10/15
体裁
A6・並製・266頁
ISBN
9784006023751
在庫状況
在庫あり

価格:1,243 円

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著者略歴

  • 柳田邦男 Kunio Yanagida 1936年,栃木県生まれ.NHK記者を経てノンフィクション作家に.1972年『マッハの恐怖』で大宅壮一ノンフィクション賞,1995年『犠牲(サクリファイス) わが息子・脳死の11日』などで菊池寛賞を受賞.2000年頃から絵本の深い可能性に注目して,全国各地で絵本の普及活動に力を注いでいる.近著に『終わらない原発事故と「日本病」』(新潮社),『言葉が立ち上がる時』(平凡社),『それでも人生にYesと言うために JR福知山線事故の真因と被害者の20年』(文藝春秋)など.翻訳絵本に『だいじょうぶだよ,ゾウさん』(文溪堂),『少年の木 希望のものがたり』(岩崎書店)などがある.

目次

  1. プロローグ いのちの泉・絵本との出会い 1 悲しみを心の糧に 「白い馬」の心がひらいた世界 六歳児が胸に刻んだ弟の死 悲しみを「生きる明日」の糧に 2 絵本がひらく新しい表現世界 星野道夫・写真と言葉の共振 「書」は心の舞のあと ゴリラ語のはじめての絵本 愛着をもって描かれた雲たち 翻訳作業で見出す絵本の深さ 3 おとなこそ絵本を座右に 生き方の転換・一七〇〇通の葉書 「生と死」、そして愛と悲しみと 沖縄の少年と『はっぴぃさん』の問い 想像力を取り戻そう 心のもち方への気づき 人生にどう答を出すか 4 心と言葉の危機の時代に 「おとなこそ絵本を」第二弾へ 絵本は人生の伴侶、家族の文化 おとなにすすめる絵本 心の砂漠にうるおいを おとなにすすめる絵本 第1弾24冊 心と言葉の危機の時代に おとなにすすめる絵本 第2弾27冊 あとがき 岩波現代文庫版のためのあとがき 解説 いつだって、帰っていける……………落合恵子 本書でとりあげた絵本

本文紹介

人生後半に絵本と再会した著者が、大人にとっての絵本の重要性を語る。「おとなにすすめる絵本」リスト付き。(解説=落合恵子)

抜粋:次男を喪い砂漠のように乾ききった著者の心を救ったのは、一冊の絵本だった。それをきっかけに、著者は大人にとっての絵本の意味を見出す。著者自身の絵本との不思議な出会いから、大人にとって癒しとなる絵本の効果、子どもの心を育てる絵本の読み聞かせの効果などを、多くのエピソードをまじえて語る。(解説=落合恵子)