書籍詳細

書籍のレビュー・概要

台湾で生まれ、日本で育った作家が、複数の言語のはざまに立ち、「正しい」「普通の」日本語を揺さぶりながら、言語の豊かさを紡ぎ出す。李良枝、呉濁流など、「国の周縁」で創作をしてきた先人たちの言葉に導かれ、日本語と向き合ってきた自身の軌跡をたどる。散文や講演録、創作を収めた、ポリフォニックな1冊。

煌めくポリフォニー わたしの母語たち

Takumi ブックス

煌めくポリフォニー わたしの母語たち

著者・関係者
温 又柔 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2025/10/07
体裁
四六・上製・182頁
ISBN
9784000617185
在庫状況
在庫あり

価格:2,420 円

カートを見る

著者略歴

  • 温 又柔(おん ゆうじゅう) 1980年台北生まれ.幼少時に来日し,東京で育つ.2009年,「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞しデビュー.2016年『台湾生まれ 日本語育ち』で第64回日本エッセイスト・クラブ賞,2020年『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞を受賞.小説集に『来福の家』『真ん中の子どもたち』『永遠年軽』『祝宴』『恋恋往時』など.共著に,木村友祐との往復書簡『私とあなたのあいだ〜いま,この国で生きるということ』,編著に『李良枝セレクション』がある.

目次

  1. 百年めの誓い 日本語のなかの何処かへ その1 宣戦布告 その2 私のものではない日本語 その3 独特の胸騒ぎ その4 舌の叛乱 その5 虐殺と言語 その6 「百年」の孤独 その7 もしも私が...... その8 たとえば彼女なら...... その9 思い出させる存在 その10 この名にちなんで その11 考える時間 その12 私たちが愉快でいられるために 付 録 引用出典に関するメモ 言葉の居場所を探して――李良枝再読のために ポリフォニーに還る 創作の中で煌めく〈真実〉 天皇のいなくなった国で、生まれて 「私」の小説 おてんきゆき あとがき 初出一覧

本文紹介

台湾で生まれ、日本で育った作家が、複数の言語のはざまで、「正しい」「普通の」日本語を揺さぶり、言語の豊かさを紡ぎ出す。

抜粋:台湾で生まれ、日本で育った作家が、複数の言語のはざまに立ち、「正しい」「普通の」日本語を揺さぶりながら、言語の豊かさを紡ぎ出す。李良枝、呉濁流など、「国の周縁」で創作をしてきた先人たちの言葉に導かれ、日本語と向き合ってきた自身の軌跡をたどる。散文や講演録、創作を収めた、ポリフォニックな1冊。