書籍詳細

書籍のレビュー・概要

「多様な生きものたちとの調和」でおいしいお米を作る農家にひかれ、無肥料・無農薬で米作りを始めた著者。田植え、除草等の農作業と並行して、タニシがいる・いないでイネの育ち方は違うのか、除草の適正回数は?と観察と研究も進め、持続可能な農業のあり方を追求する。「挑戦する田んぼ」から農業と地球の未来を考える。

挑戦する田んぼ

Takumi ブックス

挑戦する田んぼ

生きものたちとお米を作る

著者・関係者
安田 弘法 著
カテゴリ
ジュニアスタートブックス
刊行日
2025/10/15
体裁
B6・並製・128頁
ISBN
9784000272650
在庫状況
在庫あり

価格:1,595 円

カートを見る

著者略歴

  • 安田弘法(やすだ・ひろのり) 山形大学名誉教授、信州大学理事。島根県出身。名古屋大学大学院農学研究科修了、農学博士。生物群集を研究対象に自然の調和機構の解明をライフワークにしている。これまで食糞性コガネムシ群集、捕食性オオカを中心にした蚊の幼虫群集、アブラムシ捕食者群集、熱帯の土壌微生物が地上部生物の多様性に及ぼす影響、自然共生水田における生物の調和機構の解明に関する研究に従事。共著に『博士の愛したジミな昆虫』(2020)、『農学が世界を救う!――食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦』(2017、共に岩波ジュニア新書)。山形県鶴岡市在住。

目次

  1. この本の内容 はじめに 1章 田んぼの中には何がいる? マンガ「田んぼの中には何がいる?」 佐藤さんちの田んぼに行ってみた! 生態学って何だろう? 生きものと生きものの関係 「自然共生田んぼ」の作りかた 一匹のヤゴが一グラムの糞をすると…… 佐藤さんの田んぼは、生きものが多い 「自然共生田んぼ」を続ける理由 田んぼがもっている力を大解剖! 調和が「カギ」になる コラム① 田んぼで観察・調査・実験にTRY! コラム② 田んぼがもついろいろな役割 2章 お米がたくさんとれる田んぼ マンガ「静かな田んぼ」 高収量の田んぼに行ってみた 農業、そして農家の事情 「緑の革命」がもたらしたもの 田んぼの「化学化」と「機械化」 「沈黙の春」って何? 昔の農業からこれからの農業へ 生態系サービスとその利用 コラム③ 佐渡のトキと認証米 3章 挑戦する田んぼ マンガ「挑戦! 持続可能な米作り」 持続可能な米作りって、なんだろう? 化学化に頼った農業は、もう限界? 田んぼの「キーストーン種」、タニシ 除草剤を使わない田んぼの工夫 「挑戦する田んぼ」で田んぼの調和を知る 「挑戦する田んぼ」の回復力と調和 「地球の回復力が限界を超えた!」って、どういうこと? これからの生き方――SDGsに向けて コラム④ SDGsで考える農業と環境 本書に登場した方々の本 おわりに

本文紹介

多様な生きものたちとの調和がおいしいお米を作る、を実践する「挑戦する田んぼ」。そこから考える持続可能な農業と地球の未来。

抜粋:「多様な生きものたちとの調和」でおいしいお米を作る農家にひかれ、無肥料・無農薬で米作りを始めた著者。田植え、除草等の農作業と並行して、タニシがいる・いないでイネの育ち方は違うのか、除草の適正回数は?と観察と研究も進め、持続可能な農業のあり方を追求する。「挑戦する田んぼ」から農業と地球の未来を考える。