書籍詳細

書籍のレビュー・概要

死の床に就いた桓武天皇。安定した皇位継承を願う彼の“遺言”は、歴史を大きく動かした。ポスト桓武の時代、血なまぐさい事件が起こるなか、藤原北家は幸運を引きつけ、類い稀な才覚と政治的嗅覚を持つ者たちが、天皇家との関係を深めてゆく。藤原道長「望月の歌」をさかのぼること一五〇年、藤原摂関家はこうして生まれた。

藤原摂関家の誕生

Takumi ブックス

藤原摂関家の誕生

皇位継承と貴族社会

著者・関係者
瀧浪 貞子 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2025/09/19
体裁
新書・222頁
ISBN
9784004320814
在庫状況
在庫あり

価格:1,012 円

カートを見る

著者略歴

  • 瀧浪貞子(たきなみ・さだこ) 1947年大阪府生まれ.京都女子大学大学院修士課程修了.文学博士(筑波大学).京都女子大学名誉教授 専攻―日本古代史 著書―『平安建都』(集英社),『日本古代宮廷社会の研究』(思文閣出版),『最後の女帝 孝謙天皇』,『奈良朝の政変と道鏡』(ともに吉川弘文館),『女性天皇』(集英社新書),『藤原良房・基経』(ミネルヴァ書房),『光明皇后』,『持統天皇』(ともに中公新書),『聖武天皇』(法蔵館文庫),『桓武天皇』(岩波新書)ほか

目次

  1. 序 章 伊予親王事件――摂関家への扉 第一章 桓武天皇の“遺言”――皇権の安定化 第二章 平城天皇の迷い――嫡系継承の放棄 第三章 藤原内麻呂の手腕と苦悩――覇権への道 第四章 真夏と冬嗣――兄弟の明暗 第五章 藤原北家の行く末――内麻呂から冬嗣へ 終 章 藤原摂関家の誕生――南円堂信仰 あとがき 引用・参考文献

本文紹介

謀反の疑いをかけられた伊予親王の死を足がかりに、藤原家が天皇家との関係を深める過程を描く。藤原摂関家はこうして生まれた。

抜粋:死の床に就いた桓武天皇。安定した皇位継承を願う彼の“遺言”は、歴史を大きく動かした。ポスト桓武の時代、血なまぐさい事件が起こるなか、藤原北家は幸運を引きつけ、類い稀な才覚と政治的嗅覚を持つ者たちが、天皇家との関係を深めてゆく。藤原道長「望月の歌」をさかのぼること一五〇年、藤原摂関家はこうして生まれた。