書籍詳細

書籍のレビュー・概要

日本による韓国の併合は正当なものであったのか、不当なものであったのか――いまだに日韓両国で決着をみない議論の根源は、一九六五年に締結された日韓条約第二条の解釈・認識の相違にある。日本敗戦後の交渉開始から締結、そして現在に至るまでの経緯をたどり、なぜ認識の相違が生まれ、放置されてきたのかを考える。

日韓条約 60年後の真実 韓国併合とは何だったのか

Takumi ブックス

日韓条約 60年後の真実 韓国併合とは何だったのか

著者・関係者
和田 春樹 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2025/09/05
体裁
A5・並製・64頁
ISBN
9784002711133
在庫状況
在庫あり

価格:627 円

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著者略歴

  • 和田春樹(わだ・はるき) 1938年大阪生まれ.東京大学文学部卒業.東京大学社会科学研究所教授,所長を経て,東京大学名誉教授.専攻は,ロシア・ソ連史,現代朝鮮研究.主著に『ニコライ・ラッセル(上・下)』(中央公論社),『血の日曜日』(共著,中公新書),『ヒストリカル・ガイド ロシア』『レーニン』(山川出版社),『北朝鮮現代史』(岩波新書),『韓国併合110年後の真実――条約による併合という欺瞞』(岩波ブックレット),『「平和国家」の誕生――戦後日本の原点と変容』『日露戦争 起源と開戦(上・下)』『ある戦後精神の形成1938-1965』『朝鮮戦争全史』(岩波書店),『北朝鮮拉致問題の解決』(編著,岩波書店),『韓国民衆をみつめること』(創樹社),『ロシア革命――ペトログラード1917年2月』『スターリン批判1953〜56年』『回想 市民運動の時代と歴史家――1967-1980』(作品社),『回想と検証 アジア女性基金と慰安婦問題』(明石書店),『慰安婦問題の解決のために――アジア女性基金の経験から』『これだけは知っておきたい 日本と朝鮮の一〇〇年史』『ウクライナ戦争即時停戦論』(平凡社新書),『慰安婦問題の解決に何が必要か』(青灯社),『日朝交渉30年史』(ちくま新書)ほか.

目次

  1. はじめに Ⅰ 力による併合、欺瞞の併合条約 Ⅱ 日韓会談の曲折ある展開 Ⅲ 日韓会談の最終局面 Ⅳ 日韓条約の調印と日韓条約反対運動 Ⅴ 批准議会での審議 Ⅵ 以後の六〇年の中で Ⅶ 日韓基本条約解釈の分かれを克服する [付録] 日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約

本文紹介

日韓条約の交渉開始から現在に至るまでの経緯を辿り、なぜ韓国併合の正当性をめぐる認識の相違が放置されてきたかを考える。

抜粋:日本による韓国の併合は正当なものであったのか、不当なものであったのか――いまだに日韓両国で決着をみない議論の根源は、一九六五年に締結された日韓条約第二条の解釈・認識の相違にある。日本敗戦後の交渉開始から締結、そして現在に至るまでの経緯をたどり、なぜ認識の相違が生まれ、放置されてきたのかを考える。