書籍詳細

書籍のレビュー・概要

夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを1年中、20年間行ってきた名物記者。なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。

戦争と報道

Takumi ブックス

戦争と報道

「八月ジャーナリズム」は終わらない

著者・関係者
栗原 俊雄 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2025/08/06
体裁
A5・並製・72頁
ISBN
9784002711119
在庫状況
在庫あり

価格:693 円

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著者略歴

  • 栗原俊雄(くりはら・としお) 1967年生まれ.東京都出身.早稲田大学政治経済学部政治学科卒,同大学院修士課程修了(日本政治史).1996年,毎日新聞入社.現在,毎日新聞専門記者(日本近現代史・戦後補償史). 著書に『戦艦大和――生還者たちの証言から』『シベリア抑留――未完の悲劇』『勲章――知られざる素顔』『遺骨――戦没者三一〇万人の戦後史』『東京大空襲の戦後史』(以上,岩波新書),『シベリア抑留は「過去」なのか』(岩波ブックレット),『硫黄島に眠る戦没者――見捨てられた兵士たちの戦後史』(岩波書店),『「昭和天皇実録」と戦争』(山川出版社),『特攻――戦争と日本人』(中公新書),『戦後補償裁判――民間人たちの終わらない「戦争」』(NHK出版新書),『シベリア抑留 最後の帰還者』(角川新書)など.第3回疋田桂一郎賞(2009年),第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞(2018年).

目次

  1. はじめに――「八月ジャーナリズム」とは何か 第1章 新聞と戦争 第2章 「常夏記者」誕生 第3章 現代史としての「戦争」 第4章 今日の戦争報道 主要参考文献

本文紹介

1年のうち敗戦の夏ばかりに戦争報道が集中している? それなら自分は「常夏」記者だ。ベテラン記者の体験的ジャーナリズム論。

抜粋:夏の集中的な戦争報道は「八月ジャーナリズム」と揶揄される。しかし著者はそれを1年中、20年間行ってきた名物記者。なぜ80年前の戦争についての報道が必要なのか、戦争体験者がいなくなる中でどんな意義があるのか。世界が不安定化する中、戦艦大和、シベリア抑留、硫黄島遺骨収容などを例に改めて戦争報道の意義を伝える。