書籍詳細

書籍のレビュー・概要

「女工哀史」といえば「悲惨な労働」のイメージ。でも読めば働く人たちの息遣いが聞こえ、こんなに面白い。当時無名の若者による告発は、現代こそ有効だ。刊行から一〇〇年、作品世界の魅力を余さず読み解く。

『女工哀史』は生きている

Takumi ブックス

『女工哀史』は生きている

細井和喜蔵と貧困日本

著者・関係者
松本 満 著・斎藤 美奈子 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2025/07/04
体裁
A5・並製・80頁
ISBN
9784002711102
在庫状況
在庫あり

価格:748 円

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著者略歴

  • 松本 満(まつもと・みつる) 1948年京都府生まれ.細井和喜蔵を顕彰する会代表,細井和喜蔵研究家.高校教諭(1970〜2008年)のかたわら,1972年より細井和喜蔵顕彰事業に加わる.1998年,「細井和喜蔵を顕彰する会」を立ち上げる.1998〜2008年,京都府立高校国語科研究会機関誌に 「細井和喜蔵の文学①〜⑧」を掲載.2007年,上記「顕彰する会」は「『女工哀史』から80年――いま,和喜蔵の声が聞こえる」を発行.2018年,岩波文庫『奴隷』『工場』の発刊に細井忠俊氏とともに携わり,同書の解説も執筆. 斎藤美奈子(さいとう・みなこ) 1956年新潟県生まれ.文芸評論家.1994年に文芸評論『妊娠小説』でデビュー.2002年『文章読本さん江』で,第1回小林秀雄賞受賞.著書に『モダンガール論』,『戦下のレシピ』,『文庫解説ワンダーランド』,『日本の同時代小説』,『挑発する少女小説』,『出世と恋愛』,『あなたの代わりに読みました』,『ラスト1行でわかる名作300選』など多数.2015年,岩波文庫『わたしの「女工哀史」』(高井としを)の発刊に携わり,同書の解説を執筆.

目次

  1. はじめに――無名の若者が残した内部告発の書……………斎藤美奈子 第一章 細井和喜蔵の生涯……………松本 満 第二章 『女工哀史』を読む……………斎藤美奈子 第三章 『女工哀史』の小説版『奴隷』『工場』……………松本 満 第四章 妻としをの「もうひとつの女工哀史」……………斎藤美奈子 あとがき――和喜蔵没後一〇〇年の年に……………松本 満 コラム「女工小唄」――時には叙情詩、時にはプロテストソング……………松本 満 関連年譜

本文紹介

「女工哀史」といえば「悲惨な労働」のイメージ。でも読めば働く人たちの息遣いが聞こえ、こんなに面白い。当時無名の若者による告発は、現代こそ有効だ。刊行から一〇〇年、作品世界の魅力を余さず読み解く。

抜粋:「女工哀史」といえば「悲惨な労働」のイメージ。でも読めば働く人たちの息遣いが聞こえ、こんなに面白い。当時無名の若者による告発は、現代こそ有効だ。刊行から一〇〇年、作品世界の魅力を余さず読み解く。