書籍詳細

書籍のレビュー・概要

夏休み最初の一週間、ぼくはいやいやキャンプに参加することになった。大量の蚊、ハイキング、工作……ジゴクだ!イェルクへのいじめが気がかりながら何もできず葛藤するうちに、毎晩夢にオオカミが現れて……。理屈っぽいぼくと気の優しいイェルクが、互いを思いやり友情を育んでいく。2024年ドイツ児童文学賞受賞作。

ぼくたちのオオカミ

Takumi ブックス

ぼくたちのオオカミ

著者・関係者
サーシャ・スタニシチ 作・レギーナ・ケーン 絵・若松 宣子 訳
カテゴリ
児童書
刊行日
2025/07/29
体裁
四六・並製・218頁
ISBN
9784001164329
在庫状況
在庫あり

価格:2,090 円

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著者略歴

  • サーシャ・スタニシチ 1978年、旧ユーゴスラヴィア(現ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)生まれ。ボスニア紛争を避け、14歳で家族とドイツへ移住。以後ドイツで暮らし、ハイデルベルク大学へ進学。ドイツ語で詩やエッセイ、小説を発表し、高い評価を受ける。『兵士はどうやってグラモフォンを修理するか』(白水社)でドイツ書籍賞最終候補、シャミッソー賞などを受賞し、20以上の言語に翻訳される。『Herkunft』(2019年、未邦訳)で2019年ドイツ書籍賞を受賞。本書は著者初のYA小説で、2024年ドイツ児童文学賞を受賞。いまドイツで最も注目される作家の一人。 レギーナ・ケーン ドイツのイラストレーター。1962年ハンブルク生まれ。ハンブルク応用科学大学でイラストレーションを学ぶ。1988年からフリーランスのイラストレーターとして活躍。エンデ『魔法のカクテル』(岩波書店)など、挿絵の仕事も多い。 若松宣子(わかまつ・のりこ) 神奈川県生まれ。白百合女子大学児童文化研究センター助手を経て、中央大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程修了。中央大学非常勤講師。訳書にケストナー『飛ぶ教室』、ネストリンガー『赤ちゃんおばけベロンカ』(以上、偕成社)、ラウベ『庭師の娘』、オルロフスキー『口ひげが世界をすくう?!』(以上、岩波書店)、ザルテン『バンビ森のいのちの物語』(小学館)、コンスタンティノフ『世界 文字の大図鑑 謎と秘密』(西村書店)などがある。

目次

  1. 1 どうしてキャンプ場のパンフレットには、 トゲやダニについての説明が、まったくないのか? 2 小さなグループに分かれて、ほかのグループの悪口をいう 3 なにかを絶滅させられるとしたら、なにがいい? 4 仕方なく、ここに 5 イェルク 6 ハイキングにいく 7 キャンプファイヤー 8 黄 色 9 がんこ頭 10 スケッチの時間 11 クライミング体験コース 12 森を走りながら、ぼくが認めなくちゃいけないこと 13 料理人がゴボッと吐く 14 リュック 15 怒り――オオカミ 16 ベアーテ 17 森のサマーキャンプの最後の数時間は 訳者あとがき

本文紹介

蚊、ハイキング、工作……キャンプはジゴク!文句屋のぼくと、気の優しいイェルクが、森で友情を育んでいく、夏の一週間の物語。

抜粋:夏休み最初の一週間、ぼくはいやいやキャンプに参加することになった。大量の蚊、ハイキング、工作……ジゴクだ!イェルクへのいじめが気がかりながら何もできず葛藤するうちに、毎晩夢にオオカミが現れて……。理屈っぽいぼくと気の優しいイェルクが、互いを思いやり友情を育んでいく。2024年ドイツ児童文学賞受賞作。