書籍詳細

書籍のレビュー・概要

昭和二十年七月七日、池澤夏樹は生を受けた。父・福永武彦との関係、デビュー前の修業、太平洋をめぐる旅、地球の未来について──。「敗戦後の年月がそのまま人生の時間」である作家がいま初めて、人生と創作のすべてを明かす。

1945年に生まれて

Takumi ブックス

1945年に生まれて

池澤夏樹 語る自伝

著者・関係者
池澤 夏樹 著・尾崎 真理子 聞き手・文
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2025/07/03
体裁
四六・上製・328頁
ISBN
9784000617055
在庫状況
在庫あり

価格:2,860 円

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著者略歴

  • 池澤夏樹(いけざわ・なつき) 1945年,北海道生まれ.埼玉大学理工学部物理学科中退.東京,ギリシャ,沖縄,フランス,札幌を経て,安曇野在住.1984年『夏の朝の成層圏』で作家デビュー.作品に『スティル・ライフ』(中央公論新人賞,芥川賞),『南の島のティオ』(小学館文学賞),『母なる自然のおっぱい』(読売文学賞),『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞),『楽しい終末』(伊藤整文学賞),『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞),『すばらしい新世界』(芸術選奨文部科学大臣賞),『静かな大地』(親鸞賞),『また会う日まで』『ノイエ・ハイマート』など.「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」「同 日本文学全集」を編纂(それぞれ毎日出版文化賞). 尾崎真理子(おざき・まりこ) 1959年,宮崎県生まれ.青山学院大学文学部卒業.読売新聞編集委員などを経て文芸評論に専念.著書に『大江健三郎 作家自身を語る』(大江氏との共著),『ひみつの王国 評伝 石井桃子』(芸術選奨文部科学大臣賞,新田次郎文学賞),『詩人なんて呼ばれて』(谷川俊太郎氏との共著),『大江健三郎全小説全解説』,『大江健三郎の「義」』(読売文学賞)など.

目次

  1. プロローグ 一九四五年に生まれて 第一章 戦争の終わり、はじまりの帯広 1 若い詩人の夫婦 2 父、福永武彦 3 幼年期の幸福 第二章 ことばの修業時代 1 成長する東京 2 入社試験のない人生 3 南洋、そしてギリシャへ 第三章 長く書くにはゆっくり始めた方がいい 1 帰還者の憂鬱 2 「スティル・ライフ」とその時代 第四章 ぜんぶ小説の話 1 行動する女性たち 2 未来を想う人々 3 歴史と物語 第五章 終章というわけではなく 1 太平洋に属する自分 2 幸福になる権利 エピローグ 戦後八十年を迎えて 系 図 自筆年譜 著作一覧 ぼくのあとがき

本文紹介

作家の八〇年の歩みから見えてくる「戦後」

抜粋:昭和二十年七月七日、池澤夏樹は生を受けた。父・福永武彦との関係、デビュー前の修業、太平洋をめぐる旅、地球の未来について──。「敗戦後の年月がそのまま人生の時間」である作家がいま初めて、人生と創作のすべてを明かす。