書籍詳細

書籍のレビュー・概要

一九八〇年代後半から九〇年代初めに、ペレストロイカ、東欧の激動、冷戦の終焉、そしてソ連の解体という一連の変動が世界を揺さぶった。時代を画す大変動のプロセスを時系列にそくして多面的かつ包括的に描く、いま必読の現代史。

現代史の起点 ソ連終焉への道

Takumi ブックス

現代史の起点 ソ連終焉への道

著者・関係者
塩川 伸明 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2025/07/03
体裁
四六・並製・486頁
ISBN
9784000617048
在庫状況
在庫あり

価格:3,740 円

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著者略歴

  • 塩川伸明(しおかわ・のぶあき) 1948年生まれ.東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学 現在―東京大学名誉教授 専門―ロシア・旧ソ連諸国近現代政治史・比較政治学 著書―『終焉の中のソ連史』(朝日新聞社,1993年) 『現存した社会主義――リヴァイアサンの素顔』(勁草書房,1999年) 『多民族国家ソ連の興亡』(全3巻,岩波書店,2004年,2007年) 『民族とネイション――ナショナリズムという難問』(岩波新書,2008年) 『冷戦終焉20年――何が,どのようにして終わったのか』(勁草書房,2010年) 『歴史の中のロシア革命とソ連』(有志舎,2020年) 『国家の解体――ペレストロイカとソ連の最期』 (全3冊,東京大学出版会,2021年)ほか多数

目次

  1. はしがき 地 図 序章 問題の所在――いくつかの謎 第一章 旧体制 1 政治体制 2 経済と社会 3 諸民族と連邦制の構造 4 後期社会主義時代のソ連 第二章 体制内改革への背景 1 スターリン批判からブレジネフ期まで 2 中間期――アンドロポフとチェルネンコ 3 ゴルバチョフ政権の最初期――小さな期待、疑惑、模様眺め 第三章 ペレストロイカの始まり――一九八六―八七年 1 始 動――一九八六年 2 展 開――一九八七年 3 民族問題および民族地域の動向 第四章 ペレストロイカ急進化の第一段階――一九八八年 1 政治改革の開始 2 経済改革の始まりと社会の動向 3 民族運動および連邦制再編問題 第五章 冷戦終焉へと向かう動き 1 冷戦構造とその展開――一九八〇年代半ばまで 2 ゴルバチョフ政権最初期――「新思考」外交の始まり 3 冷戦終焉への第一歩――一九八八年 第六章 急進化と分極化――一九八九年 1 政治改革の進展とその矛盾 2 経済と社会の混乱 3 連邦制改革問題の浮上 第七章 東欧激動とベルリンの壁開放――一九八九年 1 一九八九年夏まで 2 東欧激動の始まり 3 ベルリンの壁の開放からマルタ会談へ 第八章 ペレストロイカの転機――一九九〇年 1 政治改革の急進化継続と分極化の拡大 2 経済改革論争の本格化 3 連邦制の遠心化と諸共和国の動向 第九章 ドイツ統一と湾岸危機――冷戦終焉の決着 1 ドイツ統一と国際政治 2 湾岸危機と冷戦終焉 3 「東欧ブロック」の解体 第一〇章 政治対立の絶頂と和解の試み 1 危機の深化――一九九〇年末―九一年初頭 2 和解の試み――一九九一年春 3 大詰めの攻防――一九九一年七月から八月前半にかけて 第一一章 最終局面――一九九一年八月―一二月 1 八月政変――クーデタと対抗革命 2 最後の攻防――九月―一一月 3 終 幕 終章 現代への展望 あとがき 主要参考文献 略年表 人名索引 事項索引

本文紹介

ソ連という国家はいかにして解体したのか

抜粋:一九八〇年代後半から九〇年代初めに、ペレストロイカ、東欧の激動、冷戦の終焉、そしてソ連の解体という一連の変動が世界を揺さぶった。時代を画す大変動のプロセスを時系列にそくして多面的かつ包括的に描く、いま必読の現代史。