書籍詳細

書籍のレビュー・概要

一八六四年五月、ロシアに対するポーランド蜂起が終息。一貫してポーランドを支持し続けたゲルツェン(一八一二―七〇)は、ロシアの世論から孤立し、新聞《コロコル》も終刊、失意の最晩年を迎える。西欧の政治世界では英独仏の三強による覇権争いの時代が始まる。ゲルツェンは自分の時代が終わったことを痛感する。(全七冊完結)

過去と思索 (七)

Takumi ブックス

過去と思索 (七)

著者・関係者
ゲルツェン 著・金子 幸彦 訳・長縄 光男 訳
カテゴリ
新書
刊行日
2025/05/15
体裁
文庫・544頁
ISBN
9784003860465
在庫状況
在庫あり

価格:1,716 円

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著者略歴

  • ゲルツェン 1812-1870. 近代ロシアを代表する知識人。ロシア初の政治的亡命者。主著に『ロシアの革命思想』『向こう岸から』ほか。 金子 幸彦(かねこ ゆきひこ) 1912-1994. ロシア文学者。『プーシキン詩集』『イワンのばか』『オブローモフ主義とは何か』など訳書多数。 長縄 光男(ながなわ みつお) 1941年生。横浜国立大学名誉教授。ロシア社会思想史。著書に『評伝ゲルツェン』『ゲルツェンと1848年革命の人びと』ほか。訳書にゲルツェン『ロシアの革命思想』、同『向こう岸から』ほか。

目次

  1. 凡 例 ゲルツェン関係地図 ゲルツェン家系図 第七部 自由ロシア印刷所と《コロコル(鐘)》(承前)(一八五八―一八六二) 第五十七章 R・ウェザリー商会「ウォード・ジャクソン」号 1 海運業者トゥール 2 〈陸軍大佐ワピンスキ〉と〈副官ポレス〉 第五十八章 ペチェーリン神父 第五十九章 イワン・ゴロヴィーン 第八部 断 章(一八六五―一八六八) 第六十章 徒然に 1 スイス点景 バーゼル ローザンヌ 2 旅先での無駄話とビュッフェの同郷人 3 アルプスの向こう 4 余りにもドイツ的な 5 この世とあの世から Ⅰ あの世から Ⅱ この世から 1.生ける花々──最後のモヒカン女 2.八重咲きの花々 3.ミネルヴァの花々 第六十一章 〈ヴェネツィア、麗し〉(一八六七年二月) 第六十二章 〈麗しのフランス〉 1 門の前で 2 〈内密に〉 3 〈山々の重し〉 4 ダニエルたち 5 明るい点 6 襲撃の後に 訳 注 訳者解説7 訳者付論 ゲルツェン──時代・人・思想(長縄光男) 総目次 あとがき 略年譜7 事項索引 主要人名索引

本文紹介

ポーランドをめぐってゲルツェンは、ロシアの世論から孤立し、新聞《コロコル》も終刊、失意の最晩年を迎える。(全七冊完結)

抜粋:一八六四年五月、ロシアに対するポーランド蜂起が終息。一貫してポーランドを支持し続けたゲルツェン(一八一二―七〇)は、ロシアの世論から孤立し、新聞《コロコル》も終刊、失意の最晩年を迎える。西欧の政治世界では英独仏の三強による覇権争いの時代が始まる。ゲルツェンは自分の時代が終わったことを痛感する。(全七冊完結)