書籍詳細

書籍のレビュー・概要

一緒に本作りの歴史を調べ、印刷、製本の現場を訪ねてみませんか。美しく、丈夫で読みやすい本を作るためにどんな工夫がされているのか……。印刷業界のデジタル移行期に刊行された初版から約20年。大きな変革を支えた技術者たちの声から当時を振り返りつつ、今なお引き継がれている本作りへのこだわりを紹介します。 ■イベントレポート動画 精興社×岩波書店『カラー版 本ができるまで 増補版』トークイベント

カラー版 本ができるまで 増補版

Takumi ブックス

カラー版 本ができるまで 増補版

著者・関係者
岩波書店編集部 編
カテゴリ
ジュニア新書
刊行日
2025/04/18
体裁
新書・234頁
ISBN
9784005009992
在庫状況
在庫あり

価格:1,320 円

カートを見る

著者略歴

  • 著者略歴は現在準備中です。

目次

  1. まえがき コラム 本の種類 コラム 紙にはAとBがある――紙の大きさ Ⅰ 本と印刷の歴史をたどる――印刷博物館を訪ねて 1 本を生み出したグーテンベルクの智恵 「瞬間凝固」する金属 母型と父型――手動式活字鋳造機 木製印刷機 油性インキ レイアウトの発想――写本の模倣 はじめての書店 グーテンベルク四二行聖書 2 十六世紀――出版の黄金時代 西ヨーロッパ出版都市の出現 クリストフ・プランタン 3 美しい活字書体 文字と書体 活字書体の誕生 ルネサンスが変えた書体 4 グーテンベルクの発明が動かした社会 宗教改革 ダーウィンの進化論 5 図版が伝えるリアルな情報 「近代科学成立」の影の功労者 「知」の宝庫 蘭学交流 6 図版印刷を生み出す表現技術 銅版印刷(凹版印刷) リトグラフ(平版印刷) 7 写真の発明と印刷への取組み 見たままを記録する――十九世紀に起こった大発明 8 大量・高速印刷を可能とした技術革新 加圧(プレス)方式の変遷と印刷機の動力化 動力の登場 大量・高速印刷を支えた文字製版の機械化 9 大量印刷が社会に与えた影響 雑誌『キング』 円本ブーム 10 オフセット、グラビア印刷時代の到来 偶然から生まれたオフセット印刷 カラー印刷時代を支えるグラビア印刷 11 消えてゆく活字 写真植字機の登場 デジタル化を迎えた文字組版 コラム 印刷博物館 コラム 「紙」ができるまで Ⅱ 二〇〇三年当時の印刷――精興社印刷工場を訪ねて 1 活版印刷を知る 文選 植字 刷版 鋳造 2 ポスト活版時代の到来 活版時代の精興社書体 デジタル精興社書体の誕生 3 本づくりの実際 文字入力 画像入力 組版 青焼きチェック フィルム出力(面付け) 刷版 印刷 精興社のDTP部門 4 色を刷る 四工程 二工程 精興社のカラー印刷 二〇〇三年五月の精興社朝霞工場 刷版を二度焼く――校正刷り 印刷機は回る コラム 色再現の原理 コラム 印刷物の色再現 コラム 株式会社精興社 Ⅲ 二〇〇三年当時の製本の仕事――牧製本工場見学 日本の製本 断裁が勝負 機械の目が見る丁合 製本もより安く、早く、美しく ならしからくるみまで コラム 牧製本印刷株式会社 二〇〇三年から見た「本の未来」 Ⅳ あれから二〇年、現在の本づくり 1 DTPの時代を迎えて DTP誕生 日本上陸 イメージセッターの登場と活用 動き出した日本版DTP 印刷で使えるデータへ 2 精興社のデジタル移行 移行の現場を振り返る――二〇二四年一一月の精興社神田事業所 効率化と品質のあいだで――二〇二四年一一月の精興社朝霞工場 3 牧製本が目指すもの 二二年間の変化 上製本の魅力 「本の未来」再び

本文紹介

本作りの歴史を調べ、印刷、製本の現場を訪ねてみませんか。初版刊行から約20年。印刷業界のデジタル化の軌跡を振り返ります。

抜粋:一緒に本作りの歴史を調べ、印刷、製本の現場を訪ねてみませんか。美しく、丈夫で読みやすい本を作るためにどんな工夫がされているのか……。印刷業界のデジタル移行期に刊行された初版から約20年。大きな変革を支えた技術者たちの声から当時を振り返りつつ、今なお引き継がれている本作りへのこだわりを紹介します。 ■イベントレポート動画 精興社×岩波書店『カラー版 本ができるまで 増補版』トークイベント