書籍詳細

書籍のレビュー・概要

現役時代から少数意見を多数表明してきた元最高裁判事の著者が、退官後もその立場を貫き執筆した憲法論文の集大成!最高裁は憲法の番人として役割を十分に果たしているか?「足りない」というのが著者の答えだ。司法はなぜここまで立法・行政に対して謙抑的なのか?日本の司法消極主義を批判し、本来の司法の在り方を問う!

最高裁判所と憲法

Takumi ブックス

最高裁判所と憲法

私が考える司法の役割

著者・関係者
泉 徳治 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2025/04/16
体裁
A5・上製・372頁
ISBN
9784000616959
在庫状況
在庫あり

価格:6,380 円

カートを見る

著者略歴

  • 泉 徳治(いずみ・とくじ) 1939年生まれ.1957年福井県立丹生高等学校卒業.1961年京都大学法学部卒業. 1963年東京地方裁判所判事補,1970年ハーバード・ロー・スクール卒業(LL. M.),1975年最高裁判所人事局任用課長,1983年最高裁判所調査官,1986年最高裁判所秘書課長兼広報課長,1988年最高裁判所民事局長兼行政局長,1990年最高裁判所人事局長,1994年最高裁判所事務次長,1995年浦和地方裁判所長,1996年最高裁判所事務総長,2000年東京高等裁判所長官,2002年最高裁判所判事,2009年退官.2009年TMI総合法律事務所顧問弁護士就任. 著書:『私の最高裁判所論――憲法の求める司法の役割』(日本評論社,2013年). 共著:『一歩前へ出る司法――泉徳治元最高裁判事に聞く』(日本評論社,2017年) 須網隆夫編『平成司法改革の研究――理論なき改革はいかに挫折したのか』(岩波書店,2022年)ほか.

目次

  1. はしがき 第1部 国際人権条約の適用 第1章 退去強制手続における国際人権条約の適用問題 コラム 1 三宅正太郎全集を読む 第2章 マクリーン事件最高裁判決の枠組みの再考 第3章 マクリーン判決の間違い箇所 コラム 2 吉田久大審院判事のことなど 第4章 司法の役目は法の支配が行き渡った社会にすること 第5章 欧州裁判官評議会 コラム 3 最高裁ウイスキー党物語 第6章 グローバル社会の中の日本の最高裁判所とその課題 ――裁判官の国際的対話 第7章 ヨーロッパ人権裁判所との対話 コラム 4 金敬得さんを憶う 第2部 違憲審査の在り方 第1章 婚外子相続分差別規定の違憲決定と「個人の尊厳」 コラム 5 中野次雄刑裁教官のことなど 第2章 政教分離――最高裁判例を読み直す 第3章 憲法及び自由権規約上の弁護人依頼権 コラム 6 画期的判決も見直しは必要 第4章 最高裁の「総合的衡量による合理性判断の枠組み」の問題点 第5章 「人」に頼るより「制度」の改革 コラム 7 三ヶ月章『流涕記』に出会う 第6章 東京都議会議員定数是正訴訟の最高裁判決の問題点 注

本文紹介

司法は憲法の番人として役割を果たしているか?なぜ司法は立法・行政に対して謙抑的なのか?元最高裁判事が司法の在り方を問う!

抜粋:現役時代から少数意見を多数表明してきた元最高裁判事の著者が、退官後もその立場を貫き執筆した憲法論文の集大成!最高裁は憲法の番人として役割を十分に果たしているか?「足りない」というのが著者の答えだ。司法はなぜここまで立法・行政に対して謙抑的なのか?日本の司法消極主義を批判し、本来の司法の在り方を問う!